イチケイのカラス

2021年4月期
総合評価: 3.66 / 5.0 (回答者数65人) 467 位 / 989件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.7 /5.0(73.6%) 497/990件中
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) 283/990件中
演出 3.6 /5.0(71.6%) 545/989件中
音楽 3.5 /5.0(70.8%) 481/990件中
感動 3.3 /5.0(65.8%) 389/985件中
笑い 3.1 /5.0(61%) 405/985件中
スリル・興奮 3.1 /5.0(61.6%) 555/982件中
65コメント
65 | | 2021-06-20 15:01:01

最初は振り回していることさえちょっと楽しんでいた気もするけど、でもみちおにブレない芯があったからイレギュラーな存在だけどここまで一緒にやってきたわけで、そんな深まった仲に水をさすような言葉は聞きたくなかった。みちおには"巻き込んでしまうかもしれないけど真実を明らかにしたい"と協力を求めてほしかった。
イチケイの絆を描いた部分は良かったけど、泣き落としや説得ではない意外な真実の開示で事件を解決してほしかった。やっぱりどこか浅くて残念。

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64 | | 2021-06-17 18:33:01

坂間がみちおの右腕となってしっかりサポートしている姿が、はじめのころとは全く違っていて、彼女の成長やみちおの影響がしっかり感じ取れた。裁判官には任期があることを、このドラマで知りました!
みちおがやっかいなのは分かるけど、圧力のかけ方が下品というかあからさますぎるけど、正義と悪がはっきりしていて見やすかった。
日高も最後までいい人でよかった。みちおが地方にとばされたのは、まあそうだろうなあと、納得。みちおが隣にいなくてもキリッとしている坂間がかっこよかった。どこに行っても自分のスタンスを変えないみちおが素敵だし、最後まで「これが理想の裁判官」と思わせてくれる存在だった。

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63 | | まお | 2021-06-16 15:04:01

イチケイの赤字を解消するためにやって来た坂間さんが、すっかり入間みちおに感化されて、最後にはイチケイみんなの職を奪ってしまうんじゃないかと切れ味が悪くなったみちおの尻を叩くまでになってたね。工事現場の過重労働と、その近所の道路で起きた自転車事故を関連付けて裁判をするのは、面白いなと思った。被害者の5歳の息子の証言はどこまで信憑性があるか?と思ってしまうけど、それを見て鷹和建設の人事部長が証言を名乗り出る、心ある人で良かった。入間みちおのタイムリミットがあったから、綱渡りだったよね。

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62 | | 2021-06-16 14:01:01

最後の事件というだけあり、それなりに見ごたえはありました。黒い政治の闇との対立というところはありがちな設定ではありますね。亡くなった現場監督がシングルファーザーで息子さんがひとり残されてしまったというところがなんとも切なくて仕方ありませんでした。だからといって5歳を法廷に呼ぶのは非現実的ではと感じました。
入間さんが法廷でみんなに語りかけるところは本当にドラマでしかありえない話ですよね。佐々木蔵之介さんの見せ場があまりなくてもったいないなと思いました。

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61 | | 2021-06-15 11:04:01

衆議院議員の安斎の、冷酷きわまりない雰囲気とみちおを見据える冷たい目、自分の利益のためなら平然とウソを言ったり真実を巧みに捻じ曲げてしまう様は、ある種サイコパス?って感じ。ソフトな語り口調で一見ジェントルマンに見えるだけに、ああいう人こそ本当にコワい。
それにしても、香田事務総長ってそんなに強力な人事権を持ってるの?いったん最高裁裁判官会議でみちおのクビが決定したって言ってるそばから、自分の息子の復帰の件などイタい所をつつかれたら、あっさりその人事をひるがえすってどういうこと。みちおが裁判官を続けられることになったのは良かったけどね。

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60 | | 2021-06-12 23:51:01

すごく良い話っぽくまとめているけれど、都合の良い"偶然"が重なり過ぎていて現実感はまるでない。
無免許医師だけど赤ん坊の時と仲間にされた暴行から助けてもらったことを知って朝倉が反省し、涙した流れは感動できるものだったと思う。
でもその感動を素直に受け入れられなかったのは17年も前に姿を消した被告人が回り回って朝倉の側にいたということや、母親が自分を生んで死んだ事実と向き合ってきたことと仲間から暴力を受ける立場であった朝倉が素直に泣くのかという素朴な疑問。ここまで都合よくつくるなら、もう少し朝倉が良い子の描写も入れておけばよかったのに。青山の母親の多恵と被告人が知り合いだったのも、助けてもらった一人くらいの距離感ならもう少し納得できたかも…?
ごっりごりのご都合展開なので中途半端な部分が目立って残念でした。

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59 | | 2021-06-10 05:14:01

青山が再び登場してうれしかった。みちおと青山の関係もいろいろわかって、とても面白い内容だった。
今回のメインの事件で弁護士になった青山の覚悟と青山の母親の覚悟がすごい。
みちおが青山をたしなめる姿はとてもかっこよく、青山の素直なところとか、二人とも正義感にあふれているところがとってもいい。
坂間が法廷で自分の家族の話をして諭そうとするのが、まるでみちお化しててクスッとした。みちおが伊勢海老が苦手な理由や彼の家族とその過去を知って、彼がいちだんと魅力的になった。

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58 | | 2021-06-10 00:55:01

板尾創路さん演じる名無しの権兵衛の被告人がとても怪しすぎでしたが、最後は感動的な結末となり驚きました。そもそも法廷で名乗らない人なんているんですね。板谷さん演じる弁護士青山さんとの関係もびっくりです。さすがに無医村で偽物の医者が医療行為を続けるとは大丈夫だったのだろうかと心配になりました。嘘は嫌いだと言いながらも嘘をつき続けるところも違和感がありつつも、ついつい嘘をついてしまう人間の弱さついても考えさせられました。
いちばん嘘が嫌いなのは入間みちおさんなんでしょうけどね。

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57 | | ハトサブレ | 2021-06-08 12:03:02

被告人の名無しの権兵衛さんは、自分が医師免許を持っていない偽医者だった事実は隠し通しながらも、被害者の純には嘘をつかず、本当のことを証言して欲しかったのかな。結局は純に対しても医療行為をしてしまったのだから、罪に問われるのは変わらないのだから。でも純が、自分の出産の時に取りあげてくれた医師だったという事実も知らないまま、仲間にスパナで殴られたことを白状して、このホームレスの名無しの権兵衛さんは悪くない、などと法廷で証言するのは無理があるかも。母が恋した行方知らずの医師が、弁護士の娘が担当する事件の被告人になるのも、かなり偶然の確率かなと思ってしまう。

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56 | | 2021-06-08 10:23:01

被疑者が本名を名乗らなくても裁判を受けられるということに、まずビックリ。裁判中には一貫して、ウソは嫌いだと被告人が言い続けたのは、自分が長年ウソをついてきて、そのことに苦しんでいたからだったというのには納得。本人が積極的にウソをついて医者のフリをしていたというよりも、周囲の雰囲気からいつの間にか医者に仕立て上げられて、そこから抜け出せなかったって感じなのかな。御手洗被告の根っこの性格は、善良で正直な人だったんでしょうね。
このドラマに出てくる被告人は本当に悪人という人は一人もいなくて、そんな彼らを救うために誠実に事件と向き合って真相を突き詰めていく、みちおさんたちチームの真心に心打たれる。

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55 | | 2021-06-08 09:58:02

まさかの千鶴の妹話から、千鶴に促されてみちおの職権発動の流れで、脇にはみ出す感じが千鶴主導に変わってきているのが面白い。みちおに導かれ感化されて、もう一人で十分に真実を見極める力をつけているのが見て取れる。今回の裁判も内容としては盛りだくさんだった。子どもたちによるホームレス襲撃も無医村も無資格医もどれも大きな問題で、ニュースとして見聞きするものだ。それが違和感なく融合されているのがすごい。名前についての考察も、そこからの名無しのゴンべへのアプローチもとても面白かったし、考えさせられた。

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54 | | 2021-06-05 21:21:01

最初からとは言わないけど主用キャラたちの紹介が終わった頃からでも、今回のような裁判員裁判を軸に話を進めていたらもう少し見応えがあったのにと思わずにはいられませんでした。主婦同士の会話や会社での軽い噂話とは違うはずなのに、裁判についての話し合いが一般の人が集まって行われるとその人たちの人となりがわかるようでとても興味深かったです。過去の出来事を問題視したり、裁判員が降りたいと言ったりするとみちおが正しい道を示していて、初めてカッコいいなと感じました。
裁判員の人たちと一緒に事件について考えることができて、梓の罪についても納得できるものだったので全体的にいい方向に傾いた気がします。

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53 | | 2021-06-01 21:14:02

裁判員裁判の奥深さを感じました。実際に裁判員という立場で人を裁くということにやはり怖さを感じるんだろうなと思います。みなさんが戸惑いながらも少しずつ真剣に向き合っていくところが良かったです。でもおそばをみんなにふるまうかなあ。と思ってしまいました。被告人と被害者の悲しい関係がわかる事件でしたが、私も自殺した被害者をそのまま放置するのはどうなのかなと思ってしまいました。また、自分が犯罪者になるというのもなかなか覚悟が必要ですよね。
坂間さんも襲われて裁判官を逆恨みする人もきっといるんだろうなとも感じさせました。坂間さんと入間さんとはどうなるのでしょうか。気になりますね。

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52 | | 2021-06-01 20:14:01

裁判員裁判に参加した人が周りにいないので、選ばれてから抽選があったりするのをドラマで初めて知りました。殺人事件とかで参加するのって、やっぱり気が重いし、すごくしんどいと思う。途中で下りた人の気持ちも良くわかる気がする。責任を持って判断することの究極があそこにはある気がして。残酷な真実がでてくることもあるだろうし、犯人の気持ちがわかってしまうこともあると思うから。千鶴さんが逆恨みで襲われるのを見ると、人の人生を決めてしまう裁判官って重い仕事だなと思った。

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51 | | 2021-06-01 19:10:02

裁判員裁判って実際どういう感じなのか、細かい仕組みや決まりごとがこのストーリーでいろいろわかり興味深かった。実際はもっと重い雰囲気だろうけど、もし裁判官がみちおみたいな人だったら、リラックスできそう。みちおって言いたいことをストレートに言うけど、嫌みじゃないし強い口調でもないし、とても人間力があって、不思議と素直になれる本当に魅力的な人だなって思った。ここぞっていうときにあらわれて坂間のピンチを救うとか、坂間は確実にもう、みちおを意識していると思う。きっとそれを全く意識せず、みちおは坂間を食事に誘ったと思うんだけど。この先の2人の関係、温度差にも注目したい。

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50 | | 2021-06-01 19:07:06

ヒロインが被告人に逆恨みされて狙われるってHEROを彷彿とさせる描写があって「またか」ってちょっとうんざりしてしまいましたが、裁判員たちが公判を重ねるごとに実感していったように、人を裁くことの難しさや責任の重さを改めて実感出来た点は良かったと思います。面白いんだけど、毎回色んなドラマの設定やストーリーをツギハギしてる感じがあるんだよなあ。ただ今回の裁判員裁判の描写は、くじ引きによる選出から丁寧に描かれていて、今更聞けない基本中の基本を色々と再確認出来て勉強になりました。

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49 | | 2021-06-01 19:01:01

導入当初はかなり話題にもなったけど最近はそんな制度があることすら忘れてた、裁判員裁判について久しぶりに思い出した。裁判官とあんな風に話し合って審議を進めていくのかと興味深く見てたけど、選ばれた人たちって本当に責任重大って感じ。みちおさんたちのような、正しくて温かい心を持った誠実な裁判官たちに当たれば、被告人にも裁判員たちにとっても悔いのない判決を導けそうだけど。でも、どんなに誠意をもって判決を下しても、坂間さんを襲った集団カンニングの犯人みたいに逆恨みする人間も出てくるから、裁判官って本当に難しいし、ある意味命がけの仕事なんだと思った。

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48 | | 2021-05-29 21:28:01

恵子の夫は恵子のことを育児と家事と介護をしてくれる使用人くらいにしか見てないのは明白。夫婦だからこそ話し合うというコミュニケーションが必要と説いたところで、この夫がこれまで恵子にばかり押し付けていたと反省して育児、家事、介護を手伝うまたは率先してやることになるなんて、奇跡でも起きなきゃ無理。恵子の病気を治す支えから始めたとしても結局、恵子の負担が減らなきゃ意味がない。俺は仕事してるんだぞという上から発言が飛び出す未来しか想像できなかったです。
史絵の旦那も長年自分の言うことを聞いてきた存在が自分の立場を危うくさせるなんて思ってみなかったと完全に妻を下に見ていて、裁判長という存在に正しいことを説かれたからって長年の自分史上主義が変わるとは到底思えなかった。
みちおのしたことが意味があったようには見えず、中途半端な作品だなと感じてしまいました。

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47 | | 2021-05-27 22:28:02

何度も繰り返してしまう大人の万引きがテーマで、ダメと分かっていてもやめられない病気だからこそ、家族の理解や支えが必要だということが2組の夫婦を見ていてよく分かった。特に女性に多く、主婦が日々の生活にむなしさを感じたり、大きな目標ややりがいを失ったときに見られがちな症状なのかな。万引きをしてしまう恵子にはその裏にちゃんと理由があって、最後にその思いを夫にぶつけられたのは本当に良かった。

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46 | | 2021-05-27 21:07:01

今回は書記官の川添さんから見たイチケイが描かれていて、少し新鮮に感じた。研修の書記官の人たちが、最初はモノ言わず淡々としているのが、だんだんと明るく積極的になっていって最後には名残惜しそうなのも何とも印象的。仕事は評価されるかどうかも指標の一つかもしれないけれど、やりがいがあるかどうかや充実しているかどうかも大事な部分。イチケイは前者はとても低いのかもしれないけれど、後者がとても高い。それが川添さんの最後の言葉たちにも表れていて、少しジーンときてしまった。

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45 | | 2021-05-25 17:37:02

先生と教え子のどちらもが万引き常習犯で、互いに犯行現場を目撃しあうって、そんなこと無さそうで有りそうにも思う興味深い設定。でも先生の方は、夫を恐れる気持ちが強すぎたとはいえ、教え子の恵子に逆恨みされて襲われたと申告するとは悪質でしょ。最終的には、史絵が真実を明かしたから良かったようなものの、黙ったままで恵子がやってもいない罪をかぶらされる可能性も大いにあったんだから。それにしても、恵子の幼い娘がたった一人で史絵の入院先を訪れて、あんなふうに許しを請うとかいうのは、ちょっとありえないというかやり過ぎ感があって、かえってシラけたかな。

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44 | | 2021-05-25 16:07:01

前回がかなり見ごたえがあったので、今回の万引き事件は少し地味だなと感じてしまいました。そもそも裁判所が再度捜査するほどの事件なのかなと思いました。旦那さんが奥さんの手紙を読むのもちょっと意味がわかりませんでした。ストレスなどからつい万引きをしてしまう、というのは本当に悲しい病気だと思いますが、それぞれ家族の支援で更正してほしいですね。議員の旦那さんがちゃんと支えてくれるかは心配です。石倉くんが坂間さんにさりげなく告白してるのがすごくびっくりしました。あの返答で石倉くんは納得してるのでしょうか。

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43 | | 2021-05-23 00:31:01

最終回だったかなとサイトを確認しにいったくらいストーリー展開に驚かされました。大筋としてあったみちおと日高の争いがいともあっさり解決してしまったことに唖然。しかも日高が告白するという形で事件が解決したことに疑問しかない。みちおに対して上司という立場を利用して圧をかけていたのに、何があって12年秘めていた真相を話す気になったのかもう少し丁寧に描いてほしかった。日高より上のラスボスいる流れになるんだろうけど、真相を話して責任とって辞めますと言った日高が"良い人"みたいな演出は意味が解らなかったです。

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42 | | 2021-05-19 12:03:39

日高も城島も井出も、法に携わる人間として当然の正しい行動をしているだけなのに、異動や辞職など人生を賭けなければならない理不尽さにモヤモヤしましたが、ラストの日高の潔さや正義感が格好良くて観終わった後に清々しい気持ちになれました。直接対決の公判シーンもピンと張り詰めた緊張感があって見ごたえがありました。

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41 | | 2021-05-18 12:47:06

日高さん、いさぎよくて最高にカッコ良かった。法廷でたくさんの傍聴人の面前で、みちおに裁判官失格だと言い放った時には、自分がやったことを棚に上げてなんて恥知らずな人だとムカついたけど、何もかもちゃんと計算したうえでの言葉であり行動だったってことね。それにしても、人としてマトモというか清廉でありすぎると、ああいう魑魅魍魎渦巻く組織では出世できないのかな。彼女に憧れていた坂間さんの思いを一切損なわない行動だったと思うけど、あまりにも引き際がアッサリと鮮やか過ぎて、唖然とするほどだった。

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40 | | 2021-05-18 10:31:02

思ったよりも早くきた入間みちおと日高亜紀との直接対決にドキドキ。権力や建前に対抗していく入間たちと、城島と井出の検事コンビがかっこよかった。入間のかつての同僚、青山の登場は華があって、入間ともお似合いでこれからももっと出てほしい。弁護士から裁判官になり、弁護士時代に担当した事件の再審をするなんて、現実ではありえないと思いつつ、最後の最後には正義が勝つ展開がとても面白かった。日高のことをずっと入間の敵だと思っていたので、いい意味で裏切られて気持ちいい!

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39 | | 2021-05-18 09:31:01

日高さんとの裁判所での直接対決はかなり緊張感がありました。そして中森さんの屋上での告白をまさか日高さんが会見してしまうところはかなりびっくり展開でした。すべて日高さんの思惑通りだったんですね。裁判官の入間さんに裁判官失格です、と言ったのはどうかと思いましたが、それもすべて策略だったんですね。12年前にちゃんと裁判をしていれば、仁科さんも死ななくて良かったのにと思うとこの結末は切ないです。板谷さんの弁護士姿もかっこよかったです。

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38 | | 2021-05-18 09:08:01

最高裁判所の裁判官が法廷に証人として出廷することがあるんだーと少し驚きましたが、よく考えたら何かを目撃したりもあり得るわけで滅多になくてもあるのかなと思いなおしました。坂間さんがずっと憧れている日高さんのこと、肩書ではなくずっと地道に努力してきた人だと言っていましたが、それが最後のどんでん返しへの伏線だったのですね。同性で同郷で先輩で…そういった色眼鏡的なもので見ての憧れではなく、坂間さんらしく冷静に背景を分析した上での憧れだった。やはり憧れられるべき人物だったと最後の場面で思いました。きっと日高さんには一緒に戦ってくれる仲間がいなかったのだとも思いました。青山さんが坂間さんのことを日高さんとみちおさんを足したようなと言っていたけれど、それって最強な気がします。

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37 | | 2021-05-18 02:21:01

岸田を演じたバカリズムさんはやり過ぎてない脚本や演出で見ると存在感をとても発揮すると思いました。岸田というくせ者の役が似合うというか、そうだねと同意してしまいそうな喋りをするのがすごいなと感じました。でもそんな饒舌な人がしどろもどろになる、何か聞かれて怪しさを簡単に表に出すのは少し不自然な気がしました。岸田ならうまいこと答えられない部分を避けて会話ができそうだと感じ、わざと裁判でバレるような素振りを見せたのかなと穿った目で見てしまいました。しかもそれが12年前の殺人に繋がっているかもなんて、余計にうまく誘導したように見えました。
さすがにバタフライエフェクトとは違うでしょと突っ込みたかったので、やっぱりどこかに残念要素が残る作品なのが残念です。

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36 | | 2021-05-14 07:10:02

竹野内豊とバカリズムの共演ってだけで、にやにやが止まらない。粋な配役に終始ワクワクしながら見てた。バカリズム、セリフ回しが抜群にうまくてさすが。
裁判官と検察官が結構仲良しで、驚き。時には対立しながら、でも権力に負けずに、真実を追求していく正義の裁判官と検察官がかっこいい。このドラマだからこそ見えてくるその人間関係がとても興味深くて面白い。けど、実際ではこんな人たち絶対存在しないだろうなと、思いながら見てた。

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35 | | れら | 2021-05-13 12:58:01

バカリズムと竹野内豊の「素敵な選TAXI」を思い出す共演は嬉しかったけど、前科6犯の窃盗犯の岸田は、泥棒という仕事の魅力を語り出すもこちらを論破するまでではなく、むしろなぜ自転車で逃走したか聞かれると歯切れが悪いのがバレちゃうのはイマイチ惜しい。でも本当は誰も傷つけたくないし、実はパン屋さんをやりたい人なんだというキャラにも繋がるのかな。実際に人を殺してなくても、罪を犯せば回りまわって記者の命を奪うこともあるんだ、というのは悲しいですね。逆に脱税を手伝って隠していた2億円を盗んだことは、ひとつ別の犯罪を明らかにした良い方の効果もあったんですよね。

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34 | | 2021-05-11 14:41:01

千鶴さんまで「みちお化」していて心の声を読む風なのがおかしい。今回は上からの圧力で検察の協力が得られない状態の中、それでも我が道をゆくみちおの姿は頼もしくもある。最後犯人が後ろを振り返り、意図せず命を奪うことになった記者の妻へ深々と頭を下げる様を見て、自分から語り罪を告白することは大事だなと少し感動してしまった。12年前につながる所得隠し、税金逃れの構造が浮かび上がってきて、記者の件もまだ未解決で次回が気になって仕方がない。千鶴さんが再審請求を説明している後ろで様子をうかがっていた女性はいったいどういう人なんだろう。

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33 | | 2021-05-11 13:31:01

バカリズムさんのふてぶてしい演技が最高でした。コントを見ているようでした。12年前の事件の真相も少しずつわかり、いろんな闇が見えてきましたね。検察組が上層部にびびってる中、初心の言葉を持ち出して追い込むところはすごいいい作戦だなと思いました。そんな中での城島さんと井出さんの小芝居も最高でした。バカリズムさんが法廷でちゃんと真実を話し、志摩さんも脱税で捕まったことで12年前の事件の真相に近づいていくのがとてもドキドキさせられます。次回も楽しみです。

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32 | | 2021-05-09 14:37:01

設定が過去の作品と似か寄りすぎていてまっさらな気持ちで見ることが出来ていないのは認めますが、事件の内容は浅すぎるし、パターン化してしまっているから結末を簡単に想像できてしまうので重いストーリーが軽く見えてしまいます。いつか想像の範囲外の展開が見れたらと思うけど、少しずつ入るようになった入間と坂間の恋愛要素は心底なくしてほしい。そこまで真似しなくてもいいのに…と思いました。
今回は石倉役の新田真剣佑さんと恭子役の生田絵梨花さんの外見の美しさと演技力に見応えがあったので、よかったです。

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31 | | 2021-05-07 03:21:01

石倉君の動揺、仕事とプライベートな感情の間で揺れ動く感じがとても共感できたし、改めて好青年だなと思った。実は両想いだったというのは視聴者のみが知るところで、大事なこと言えなくて思いが通じないことは往々にしてあって、それは淡い思い出で終わることも引きずるような後悔になることもある。恭子ちゃんへの思い、恭子ちゃんのバレエに対する思い、どれをも大事にして決断して法廷で証言する石倉君は少しカッコよかった。欲を言えば、食い逃げ犯が途中証言を変えるところが理由が不明瞭で、若干無理があるのかなと思った。

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30 | | 2021-05-05 16:10:01

竹野内豊さんが分岐点と言うとどうしても選タクシーを思い出してしまい、ちょっと笑ってしまいました。突然併合審理ということになりましたが、あまりに突飛すぎてありえなさすぎかなと思いました。併合審理しなくても真実は明らかになる、といった坂間さんの言葉はその通りだと思ってしまいました。石倉さんの初恋相手が実は事件に関わっていたのでは、ということがわかり、石倉くんの切なそうな表情がとても胸に刺さりました。バレエ団を守るためとはいえ、犯罪を隠蔽したのは少しやり過ぎがありました。

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29 | | めめ | 2021-05-04 15:08:01

「併合審理」という制度で、食い逃げ犯が他の裁判の証言者になるのはわかるけど、公判に参加しているうちに被疑者に同情して自分がマズイことを言ったと思い「そこにはいなかった、見てない」と証言を取り消すのは困りますよね。でも自分の事件とは全然関係ないし、食い逃げ犯がそう言い出すのは理解できちゃうなぁ。二つの事件を一緒に裁くことで、相乗効果がないとドラマとしてはあまり意味がなかったような。結局、高校の同級生だった石倉書記官が、友達だからと近寄って得た証拠から真相を掴んだのだしね。

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28 | | 2021-05-01 02:26:01

なんか安易だよねー、どうにもならない突発的な事故と理不尽な対応と不幸な生い立ちと貧困‥。で、犯罪に至る。なめてるの?児童養護施設で育つ子の犯罪者になる確率をそろそろ出してほしい。誰だって温かい家庭で育ちたいし好きで施設で暮らしてるわけじゃないだろう。そこを兄弟のような絆が生まれるって言ってたけどだからって犯罪を犯していいわけじゃない。そんなことは施設育ちだって分かってるはず。その安易なテンプレの犯人像が誰かを苦しめてるって分からないのかね?

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27 | | 2021-04-27 11:58:01

合議制で千鶴が初めて裁判長をすることになり、自分の中にわいてくる「なぜ?」に忠実に仕事をすることで犯人の少年の願いとは逆に真実をつまびらかにした。情とは関係なく淡々と紋切型に仕事を進めているようにも見えるが、少年の怒りを受け止め諭し、裁判終了後に流した涙を見ると千鶴なりの葛藤と覚悟を感じることができた。みちおと千鶴、一見正反対に見えるが、向いている方向は同じなのだと感じた。それと、いつもみちおが飲んでいるパックのジュースがとても気になる。今回は何味かわからなくて残念だった。

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26 | | 2021-04-27 08:58:01

冒頭で被告人の役の皆さんが豪華でびっくりしましたが、映画の番宣だったんですね。今回は坂間さんの頑張りが伝わってきて素晴らしい裁判だったなと思いました。博人くんが同じ施設の友達をかばうために黙秘を続けていたけれど、捜査で真実がわかってしまったのは切なかったです。博人くんに対して坂間さんがあなたは罪を犯すべきではなかった、と強くいうところは感動しました。改めて被告人にとって裁判官の存在は大きいことを感じました。ラストで入間さんと坂間さんがふたりでいるところをみた石倉くんがかわいすぎでした!

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25 | | 2021-04-25 02:06:01

設定が既にHEROのパクりっぽいのに、さらにストーリーでも別の作品の真似をするとは思わなかった。ちょっと視聴者を馬鹿にしてる気がする。
参考にしたとしか思えない容疑者Xの献身が良い作品だっただけにより浅く見えたし、脚本家さんもスタッフさんたちも誰一人気付かなかったわけじゃないのにあえてこのクオリティで制作したという点に唖然とした。
キャストは素晴らしく、いいセリフもあるけど既存の作品を真似て感動させようと考えたセリフと思うと冷めてしまった。なんだろう、すごくもったいない。

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24 | | 2021-04-21 12:03:09

いつもとまるで別人のような駒沢さんの姿を見て、一度自分が裁いた被告人を別の事件で再び裁くというのは、想像以上に怖さや葛藤があることなんだなと感じました。奈緒と出会って人生をやり直すことが出来て、その奈緒と自分の娘のために再び犯罪に手を染める藤代が哀しくて切なかったです。娘さんが罪を償い終えたら、今度こそ本当の家族になって一緒に人生をやり直して幸せになってほしいです。

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23 | | 2021-04-20 13:37:01

いつもの髪型が違っていて被告人が岡田義徳さんだと気づきませんでした。前科がある人は再犯してしまう、ということはよくあることだと思いますが、それをしっかりと決めつけず見極める裁判官の力量が試される話だなと思いました。人の絆を感じさせる感動的なストーリーではありますが、かなり現実離れしてしまっている気がしました。さすがに裁判官があそこまで遠方に行ってまでがっつり捜査するのはどうかと思います。検察側の面目が本当に立たないですね。

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22 | | 2021-04-20 13:10:02

駒沢部長から笑顔が消えて、法廷で暴走。入間君は止めるどころか認めているようで、この2人には大きな大きな信頼関係があることがよくわかります。どういう面を見て、駒沢部長は入間君を裁判官の世界に引き込んだのでしょう。何か思うところがあって、期待するところがあってのことだと思うのですが、まだ核心部分には触れられていないので、今後の楽しみなのでしょう。命が短くて、その存在意義を見つけるかのように大切な人の罪を被る。たしかにとても美しいことに見えますが、真犯人の更生の機会を奪うと話中にも出てきましたが、今回の場合は真犯人の心に消せない傷をつけることにもなるなと感じました。大切な人の娘というわけだけでなく、実の娘だという設定には少し驚きました。出所後少しの期間お付き合いしていたということなのかな?そのあたりが少しわかりにくかったです。

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21 | | くしゃみ | 2021-04-20 12:23:01

過去に裁判で減刑をした人物が罪を犯し、再び法廷で会うのは裁判官としては辛いことなんだろうなと思う。彼がまた殺人を犯すなんてきっと何かあるはず、と駒沢部長がもし犯行を洗い直さなかったら、そのまま藤代が殺人犯になっていただろう。でもそれでは警察官の野上奈緒は後悔しないだろうか、娘の碧も。しかも碧にとって実の父親なのに。やっぱり誰かが罪をかぶっちゃいけないんだと思う。しかし、警察の「不検討」はふざけてる、それも保身のために。担当した刑事が匿名で真実を話してくれたから良かったけど、そんな個人の良心に頼るしかないなんて。本来は裁判官がこんな風に改めて調べてくれたりしないだろうから、有罪が無在になることはほぼ無いんだろうなと考えさせられた。

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20 | | 2021-04-20 05:28:01

入間くんの過去が少しずつ明かされていくようで、日高さんとの因縁がとても気になります。坂間さんがただ単に入間さんに振り回されているだけでなくて、その上を行く正義感で香田裁判官に言い返すシーンは本当に見ていてスッキリしました。世の中には長いものに巻かれろ的な理不尽なこともたくさんあるけれど、そういうところに鈍感に、真実に敏感に生きていくのはとても難しい。裁判の内容だったり過去の因縁だったりは、かなり辛かったり苦しかったりする内容なのだけれど、あちこちにコミカルな演技が挟まれていて、すんなりの中身が頭に入ってきて楽しんでいます。

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19 | | 2021-04-17 22:47:01

裁判所の人間が先輩後輩という立場を使い、手を回して証言を都合の良いようにしていたというストーリーにフィクションだけど吐き気がした。証言を翻した医師が入間たちの説得程度で心を動かされたなら、最初から罪悪感があったはず。学生時代の先輩後輩の間柄って他人の人生を壊してまで守らなきゃいけないものなのかとドン引きでした。
子育てなんてわからないことだらけ。どんなに気を付けていても怪我をするし、何が悪かったかなんて思い出せなくても無理はない。でも責められたら自分が悪かったかのかもと考えたくなる心理も理解できるが、だからこそ嘘をつく人がいる。深瀬瑤子が無罪を訴え続けていたことに嘘偽りがなく、無罪となったことにとてもホッとしました。

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18 | | ちゃお | 2021-04-15 01:41:01

地裁vs地検の草野球は、ピッチャーみちおが「勝負がしたい!」と投げながらも2度も井手にデッドボールなのはなぜ?!笑っちゃったけど。それなのに、地裁の捜査のために爆走してくれた井手、前回も思ったけどすごくいいヤツですよね。検察にとっては判決がひっくり返るのは不名誉なことなのに。でもわざわざハードル走をすることはないのに!ここも爆笑でした!医師が保身のためにSBSと診断したことを、間違いだったと証言したのはあっさりし過ぎてたけど、医師にも良心があったのだと解釈したい。無罪判決になったあと「お前らに裁判官としての未来はない」とわざわざ言いに来た1審の裁判長の香田はクズでしたが。

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17 | | 2021-04-14 12:15:11

保身に走った裁判長と医師のせいで、無実の母親が世間から大バッシングを受けて可愛い盛りの娘の成長を目にすることが出来なかったって本当に腹立たしいし、こんな裁判長や医師にもし自分が関わることになったら…と思うとゾッとします。判決がひっくり返った後も開き直ってまだ圧力をかけようとする香田が最低過ぎたけど、懲戒処分になってスカっとしました。やっぱり勧善懲悪ものは見ていて気持ちが良いです。

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16 | | 2021-04-14 08:47:01

自己保身を正当化する千鶴のメンタルは大したものだと思うけど、あんな人が自分の職場にいたら、めちゃくちゃイラつきそう。そんな彼女に対しても、イチケイのメンバーは大目に見てると言うかスルーしてるというのか、大人な対応ができる人ばかりで感心する。
入間の緻密で熱心な検証のおかげで今回も被告人は無罪になったけど、それ以前に、病院の医師が自分の過失を黙っていたり、更にはウソの診断内容を平気で証言することのほうが衝撃。自己保身のためなら、他人の人生や命も平気で犠牲にするような人間が医者や裁判官になってるって、想像しただけで恐ろしい。

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