いだてん~東京オリムピック噺~

2019年10月期 2019年7月期 2019年4月期
総合評価: 3.69 / 5.0 (回答者数122人) 441 位 / 999件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.9 /5.0(78%) 359/1000件中
キャスト 4.3 /5.0(85.8%) 283/1000件中
演出 3.8 /5.0(76.2%) 409/999件中
音楽 3.8 /5.0(76.8%) 286/1000件中
感動 3.6 /5.0(71.2%) 251/995件中
笑い 3.5 /5.0(70%) 221/995件中
スリル・興奮 3.1 /5.0(61%) 580/992件中
123コメント
47 | | みっちりねこっこ | 2019-05-15 15:55:02

金栗四三に対して、さすがにスヤが不満を漏らしたとき、夫婦の不仲になりそうな状況を救ったのが美川だったというのが、凝っていて面白かったです。
小梅とのトラブルや定職についていないなどヘタレなのに、意外にまた四三の人生を救っているようで、シナリオの加減とは言え、こんな素敵な地元の友達がいたらいいなあと、思ってしまいました。
しかし、日記を勝手に読まれ、しかも嫁にバラされてしまったことを四三が知ったら、さすがに怒るでしょうね。

% Complete
100% Complete
3
111 | | ringo | 2019-11-27 17:14:01

これほど、感情を揺さぶられる事が多いドラマは久しぶりだ。ありがちなお涙頂戴物語でもないのに。
今まで、自分は世の中の出来事の、ほんの一面しか見ていなかったことに気づいて愕然とする。
インドネシアの状況や、その国民の気持ち。取り巻く諸外国の立場。
新聞やテレビとか、手軽に目に入るものの一面だけ見て、どのような経緯でそうなったのか考えようともせず、評論家のように批評する。実はそれも、誰かの意図に巻き込まれていることも知らずに。自分も、自分勝手な世論の一人であることを自覚させられた。
人生の多くの時間をかけてきたオリンピックの舞台から、不本意に降ろされた主人公の気持ちはいかばかりか。
きっと、彼ばかりではなく、こういう思いをした人は沢山いるのだろうな。
目的を達成するためには、情熱以外にも多くの力を必要とすることも痛感した。政治力も必要、みんなにわかってもらうための表現力というか、自分がどう見られるかの計算も必要。昭和の東京オリンピックの話だが、今の時代も根本は変わっていないと思った。
東京五輪音頭をあらためて聞いて、本当に良い歌だなとも思った。

% Complete
100% Complete
3
75 | | miffy | 2019-07-28 09:47:01

第1幕、第2幕とそのドラマの表情がまったく違っていて、逆に1幕目の静けさと日本人の勤勉さがあっての、2幕目の力強さとスピーディーさに圧倒されています。
2幕目の方が  阿部サダヲさんが主演になったこともあり、宮藤官九郎さんらしい展開になってきて、毎回ワクワクしてます♪
1話目から出ていた実次お兄さんが亡くなり、生前、治五郎先生に会ったと言う(お父さんもその様なことで嘘をついた)、だから今回も嘘だと思っていたら、ちゃんと会っていたと伏線も回収していることがすばらしい。
陸上界は四三が熊本に帰ってしまいますが、水泳界は田畑の行動力などにより神宮のプールも完成し、前回の陸上編で金栗四三を発掘したように、水泳界の韋駄天も発見して、発展していく流れを楽しみにしています。

% Complete
100% Complete
3
59 | | 2019-06-16 19:35:02

金栗四三の女子スポーツへの情熱が伝わってきたし、当時女性がスポーツすることにはいろんな障害があったんだなって思った。今では信じられないけど、手足の肌を見せてはいけないとか、女性に対する抑圧もあったのね。袴に革靴でスポーツなんて動きにくいだろうな……トクヨさんのチュニックはかわいい。四三の勤めてる女学校では最初体育の授業がほとんどなかったなんてびっくり。当時は過渡期だから、運動するときの女子のいろんな衣装が見られて楽しかった。

% Complete
100% Complete
3
90 | | はなはな | 2019-09-09 10:04:01

1940年のオリンピック招致の権利をイタリアから譲ってもらおうなんて、実話なのでしょうが思わず「えっ?まさか」と声に出して言ってしまいました。
当時はもちろん必死だったのでしょうが、そのドタバタがなんとも面白おかしく描かれていて、最後は日本人ってすごいなーと感動してしまいました。
言葉が多少通じなくても、肝心なのは結局は人間性や人となりが、相手の気持ちを動かすんだなと思いました。
このドラマ、視聴率はあまり良く無いと言われていますが、私は今までにない大河ドラマで、演出や台詞回しが新鮮で大好きです。

% Complete
100% Complete
3
22 | | みっちりねこ | 2019-02-23 19:24:29

役所広司が嘉納治五郎先生を完全に自分のものにしているのが、さすがだと感じます。情けないところ、偉大さを気取りたい気持ち、結局は年下の者を大切に扱う気持ちが、よくにじみ出ている役作りで、感心してしまいます。
杉咲花演じるおシマちゃんの活躍も良かったです。三島弥彦の心中を察して陰で応援していたり、金栗四三に打ち明け話をしているところなどは、弥彦に対する愛情と賢さがよく出ていて可愛かったです。
今回は、あまり明治と昭和、スポーツ界と落語とを行き来することがなかったので、落ち着いて見ることができました。

% Complete
100% Complete
3
25 | | 2019-03-06 22:23:01

これまでスポットのあたらなかった大森さんのことがよく分かるお話でした。やたらと咳をしていたと思ったら、余命わずかであったということで今後また感動させられそうな予感です。また常に自信満々でなんでもできる三島が、はじめてのシベリア鉄道に悪戦苦闘している様など人間味のあるところが出ていたのも良かったです。加納先生が付き添えなかった理由もはっきりとし、今後ストックホルムに行くことができるかどうかが気になるところです。

% Complete
100% Complete
3
19 | | スヤスヤ | 2019-02-13 20:47:11

今回はとにかく大日本体育協会で起こる出来事がおかしく描かれていました。
嘉納治五郎の写真の上から掲げられたポスターがちょっとの振動で傾いてしまう状態を可児や大森たちが「あ?あ?あ」と言いながら直す場面が何度もあり、それに加え四三の説得とあの一部屋のドタバタ感が凄く面白かったです。
ストックホルムの説明をされるも、とりあえず「はい」ではなく「いやです」の返答がしっかりしてるなと思いました。
大森はいつも英語訛りな日本語になってますが、思わず出てくる言葉が日本語ではないことが凄さを感じます。
三島弥彦が行かないと言ったことや辛亥事件も重なり嘉納にとったら踏んだり蹴ったりの日々だったと感じてしまいました。
弥彦を見守る家政婦のシマと監視するような目線の和歌子が両極端でした。
初登場の田畑、タバコを反対に持っていたりと芸が細かかったです。あのワンシーンで田畑の何気にそそっかしい性格がわかるようでした。この時代の四三も是非とも見てみたいです。
四三と孝蔵がすれ違う最後のシーンは花火もあり派手だだな、と思いながら見てました。

% Complete
100% Complete
3
86 | | 2019-08-20 12:08:01

この暑い夏に水泳の絵はとても美しく涼しげで癒されました。日本にこんな歴史があったとは知らなかったし、まして日本独特の泳法が古来からあったとは驚きでした。まぁ言われてみれば藩校などで鎧を着たまま泳いで渡る授業などがあったようですから水書もあったのかなと思いますが、とても意外でした。近代史は授業でも駆け足でやることが多いし、なにかと戦争ばかりしていたイメージなのでこういう歴史を知れて良かったです。現地の日本人を震えるほど感動させた選手団は戦争より大きなことを成し遂げたような気がしました。感動しました。

% Complete
100% Complete
3
7 | | 2019-01-13 22:36:44

いよいよ本格的に四三の話がスタートし、ますます面白くなってきました。子役さんが何とも素朴でおぼこくて可愛いですね。小学生時代から中学生までの役者の移り変わりが四三の走る姿で表現されているところが四三が人生を駆け抜けてるようにも見えて良い演出だなと思いました。笑えてちょっと切なくて、観終わったあとに元気になれる素敵なドラマだと思います。

% Complete
100% Complete
3
34 | | 2019-04-04 13:23:01

四三が助かった理由が幼い頃の四三少年に導かれたのではなく、朦朧とした中で見たぺトレー家の少年の後をついて行ったというのがわかり現実的な流れにしていたのは良かった。
四三が助かったのはコースを間違えた事で、正しく走っていたラザロが日射病で亡くなるという皮肉めいた所に悩む四三の心の内を上手く演技していたのが印象深く感じた。
四三が世界記録を羽田で出して期待が膨らんでいただけに、東京高師の面々や故郷の実次家族たちの落胆が凄く、結果が出た後に届くマラソン競技に挑む前の四三の手紙は切なくてならなかった。
監督の大森が声も出せないほどに衰弱した所を、指を鳴らし親指だけで四三と弥彦の健闘を称えたシーンは見事だった。

% Complete
100% Complete
3
83 | | みっちりねこっこ | 2019-08-16 01:33:01

田畑政治が掲げた「一種目も落とすな」の標語から、「日本を明るくする」という大義名分が正しく理解されて、松澤監督や高石キャプテンにしっかり引き継がれているのに感動しました。政治がトンチンカンに選手を焚きつけたり日本食レストランで大盤振舞いをしたりしているときに、こういうスポーツマンシップを理解した人たちが支えていて、メダルにつながったのだなあと思いました。
前畑秀子が間違って「縁結び」のお守りをちぎって飲んでいたという設定には、なんだか笑えました。

% Complete
100% Complete
3
98 | | 2019-09-29 15:51:01

このドラマは田辺政治に尽きると思う。主人公なので当然かもしれないが、言うこと、やることがいちいち笑える。この人のセリフ自体が漫才かコントみたいだ。ふざけてるんかと思うときさえある。しかし、一見お調子者に見えるが、実は心の奥底には考えるところがあってその実現に向かって進んでいくというところがかっこいいし、感動する。評判悪くて視聴率が悪いみたいだが、視聴者がついて行けないだけという気がする。テレビの視聴者というものは単純なものしか理解できないのだと思う。でも自分は面白いと思うし、少なくとも戦乱の時代で人が殺し合うドラマよりはずっと良いと思う。

% Complete
100% Complete
3
18 | | 2019-02-13 11:16:31

時系列が行ったりきたりするせいか、もう6話なのに初回からあまりストーリーが進んでおらず、ただキャラの濃い登場人物たちが大勢出てきて騒いでるだけのドラマになっている気がします。序盤の様々な伏線が後半になって回収されていくのがクドカン作品の面白さなのに、このドタバタについてこられない視聴者が早々に離れていってしまうのは非常に勿体ないです。時系列がバラバラなので年配の方には分かりにくい作りだし、もう少し万人に受ける、家族で見られる大河を意識しても良いのでは?と思います。

% Complete
100% Complete
3
60 | | 2019-06-23 08:26:01

今までチンタラ観てたけど今回は凄かった!やっぱりクドカンの震災の描き方って天才的だなと思った。下手なドキュメントより凄いんじゃないだろうか?観ていない人や文句ばっかり言ってた人にこの回だけでも観てほしいなー。観た後にまさに自分がそこにいたような気分になった。震災にあって「自分なんてちっぽけなんだ」と虚ろな目をする未来くんも良かったし、行方不明の奥さんを探しながらその日の朝に些細なことで文句を言ってしまった自分を責めた増野さんも良かった。親しい人との突然の別れを嘆く時はいつでも同じなんだなーと思った。

% Complete
100% Complete
3
50 | | みか | 2019-05-22 15:10:01

金栗四三という人物のことを全く知らなかったのですが、このドラマを見て改めて面白い人だなと思いました。駅伝というものをやってみようと思いついたのも金栗四三だったと知って、改めて身近に感じることができました。相変わらず長距離走に夢中で仕事熱心すぎるあまり、郷里にいる妻や子供、親族のことは後回しに近かったりしたのですが、その人々が妄想にまで出てきて翻弄されるところが面白かったです。結局正月に郷里に帰れないので、その前に帰って家族揃って正月のようにお膳を出してお祝いしているシーンはなんだか滑稽で見ていて笑ってしまいました。

% Complete
100% Complete
3
61 | | 2019-06-23 17:31:02

関東大震災の起こった後の崩れ去った家屋の散乱に、家財道具が飛び散った家の中の状況などが丁寧に再現されていて、惨事の最中に起こるデマに翻弄される人々の姿が強く印象に残った。
孝蔵が地震の後に発生した火災での久々逃げ回る人々の状況を落語口調で語る場面は悲しみが溢れていて、セリフ一つ一つに込めた思いが伝わり、言葉だけでその光景が浮かんでくる事に驚いた。
前回までの全体が架空の内容に比べて、実際にあった事を題材に使った事がいい物語になったが、志ん生の夫婦関係が描かれたのに、その役者が放送前に夫婦関係が終了と相反する出来事が水を差したようにも思えてしまい、このドラマは出演者に恵まれていない気がしてならない。

% Complete
100% Complete
3
95 | | 2019-09-24 16:37:02

可もなく不可もなく好きですよ、このドラマ。前畑がんばれ!は小学生の時に図書館の本で読んだ記憶があります。その時も昭和だったけどなんだか遠い昔の話のように感じていました。昭和の初めの頃って資料映像もどれも白黒だったりしてイマイチ実感が湧かないんですよね。だからこうしてドラマで見せてくれるとすごく身近に感じることができすごくいいです。ラジオしかない時代に前畑がんばれ!しか言わない実況って‥なんだか思い浮かべると面白い状況ですよね(笑)

% Complete
100% Complete
3
37 | | 2019-04-22 16:58:01

治五郎が帰って来た時に校長室が助木をしきりにして隅っこにガラクタ置き場状態になっているのが可笑しく、永井が勝ち誇ったように新しいメンバーを紹介する姿が悪人のようで、戦国時代の下克上のような雰囲気が面白く楽しめた。
四三に弥彦と治五郎たちがストックホルムオリンピックに行っている時に、治五郎の良き理解者である可児がヨーロッパから持ち込んだ円形デッドボールが、後の日本全国で大流行になるドッチボールの原形だったとは初めて知り、可児も凄い人物だったと感心した。

% Complete
100% Complete
3
26 | | 2019-03-07 11:48:47

病をおしてストックホルムに同行する大森や、大森夫妻の熱い思いを慮る加納の姿を見て、オリンピックって競技者だけのものではないんだ、多くの人々の願いや思いが込められたものなんだということを改めて感じました。正直に飾らず書かれた四三の渡航記録が面白くて、全部読んでみたいと思いました。

% Complete
100% Complete
3
36 | | tubasa | 2019-04-15 20:16:01

不覚にも泣いてしまった・・・。四三がラザロの事を知ったり、自分に何があったか自覚する所とか、見ていて辛かった~。ラザロが、足袋をもらって無邪気に喜ぶ姿を思い出すと可哀そうで可哀そうで。架空の話じゃなくて、実際の出来事なんだよな・・・。なんだか、来年の東京オリンピックの心配しちゃったり。東京暑いだろうな。大丈夫なのか?そういえば、昔は、熱中症じゃなくて、日射病って言ってたよな。懐かしい。足袋というと、足袋屋の事件があってどうなのかなと思ったけど、別に不自然な所はなかった。足袋屋の息子のかわいいボクちゃん(本当にかわいいので、そう呼んでる)の笑顔だけがアップで写ってたけど、本当はもっといろんなシーンがあったのかな?ボクちゃんがかわいくて、沢山見たかったので、そうだったのならくやしい。

% Complete
100% Complete
3
23 | | 2019-02-25 12:29:30

やっと四三と弥彦がストックホルムに出発しましたが、ここまでの展開がめちゃくちゃ長くて途中ダラけてしまった気がします。志ん生の話とか挟むから話がごちゃごちゃするし、あまりにストーリーが進まないから観るのを止めてしまった人もいたのでは?ここから面白くなりそうなのに勿体ないです。スポーツの認識自体を変えなければならないし、とんでもない長旅だし、お金はないし、初めてのことに挑むって本当に大変なのだなと実感しました。

% Complete
100% Complete
3
79 | | 2019-08-11 16:26:01

連日の猛暑の中、青い空と透き通った水のプールで泳ぐ人の絵は涼しくとても爽やかに写りますね。日本ではうるさくてかなわなかった田端さんも人種差別が酷かったあの当時の国際大会にはうってつけの人物だったかもしれないですね。あのデリカシーの無さは差別なんて吹っ飛ばしてしまったことでしょう。私は前畑さんがとても可愛くて見ています。水泳帽を被ると赤ちゃんのようなまん丸の顔がとても可愛らしく、初めての海外の国際大会の宿舎ではまるで修学旅行のようなはしゃぎっぷり。とても可愛らしいですね。

% Complete
100% Complete
3
13 | | 2019-02-04 12:26:42

クドカン作品好きだから面白いんだけど、志ん生のシーンってこんなに必要なのかな。ナレーション的扱いかと思いきや、彼の人生もしっかり時間をとって描かれていて、四三のシーンと志ん生の若い時代と、たけしさんのシーンと、1話の中で何度も時代や場面が行ったりきたりするから、ごちゃごちゃしてまとまりがなく感じてしまいます。そのせいか、観ている時は笑えて楽しめるんだけど観終わったあとの余韻や、次回はどうなるんだろうというワクワク感があまりないです。

% Complete
100% Complete
3
31 | | 2019-03-25 16:39:21

四三の初オリンピックは残念な結果に終わってしまいましたが、走る側が命がけなのはもちろん、情報伝達手段がない当時はゴールを待っている観客や関係者にも強い忍耐力が必要だったのだなと改めて感じました。自分の実力を出し切った弥彦と違い、意識を失って記憶がない四三は「負けた」という実感もないままオリンピックを終えることになってしまったんだなと切ない気持ちになりました。

% Complete
100% Complete
3
44 | | 2019-05-06 13:26:01

スヤの願いで結婚をした四三は、この事でお金の心配が無くなったのは良かった。
しかしその反面、仕送りされる生活に困らない多額のお金を、後輩たちに牛肉を食べさせる優しさは良いとしても、池部家が稼いだお金であって、四三は未だに働いていない事を全く考えず、お盆やお正月に帰省して活動報告をするわけでもなく、自らの欲望のオリンピックだけに必死になる姿は非礼にしか思えなかった。
オモシロ可笑しくするために、池部幾江が嫁のスヤを連れて、四三の兄と実次に怒鳴り散らす場面は当然で、四三のイメージがクズに思える内容だった。

% Complete
100% Complete
3
35 | | mari-mari | 2019-04-06 03:14:01

番組の放映中に出演者の交替、というトラブルに見舞われましたが、やはりそこは大河ドラマ、それはそれで乗り越えてしっかり楽しませてくれています。

先週までは、金栗四三さんがオリンピックで熱中症で途中棄権、というエピソードでしたが、海外の選手と親しくなったり競技場も臨場感があって、面白かったです。

ただ時々、ビートたけしさんが演じる落語の話が入ってきて、ドラマと一致せず、ちょっと気がそがれる時もあります。
でも今後、この落語の場面も活きてくるかもしれないので、そういう演出なのかなと思っています。

とにかく、間もなく傷心の金栗さんが「箱根駅伝」を立ち上げるはずなので、箱根ファンの私は、次の展開がとってもとっても待ち遠しいです。

% Complete
100% Complete
3
72 | | みっちりねこっこ | 2019-07-17 21:18:02

金栗四三の引退が、結構静かに行われたことがわかって、しんみりしました。兄・実次の死と共に描かれていたので、おいしいところは中村獅童が持って行ってしまったような感じはありましたが、そういう目立ちにくいところがむしろ四三らしいな、と思いました。
最後にいだてんと河童の政治のすれ違いでは、四三の「1番の思い出は紅茶とお菓子」との話に政治がズッコケたところに苦笑いでした。その本音は伝わらなくても、四三を英雄として尊敬する様子には、ちょっとジーンとしました。

% Complete
100% Complete
3
87 | | あおい | 2019-08-22 23:18:01

オリンピックってただいつも選手を応援しながら見ていましたが、その裏側に関わっている人たちの苦労や喜びが伝わってきて面白いです。
日本人の真面目さとひたむきさ、そして諦めない精神がドラマの中で何度も見られて、1話1話見終わった後に、明日も頑張ろうって思えます。
クドカンさんの脚本は、時間が進んだり戻ったりするのが特徴だと思うのですが、それを見事に大河ドラマでもやっていて、見ていて飽きません。
ラストスパートはどういう風に締めくくるのか、今から楽しみです。

% Complete
100% Complete
3
54 | | 2019-06-03 10:14:01

金栗四三がアントワープオリンピックを終えて、帰国し、今回の話から、いよいよ女性のスポーツがどのように発展していったかという話になっていくわけだが、今まで四三がただひたすら駅伝などで走り、またはスヤとのすれ違いの話が続いていて正直飽き飽きしていたので、話のテーマが変わったのは個人的に嬉しい。
スポーツをやるために学校に通ってるわけではないと、女学校の教師としてやってきた四三に一喝する女学生達が、四三の誘導にまんまとハマりスポーツの楽しさに気付いたシーンはとても良かったし爽快であった。

% Complete
100% Complete
3
20 | | みっちりねこ | 2019-02-16 16:21:48

「お金がない」という話がメインで、あまり盛り上がらないなぁと感じてしまいました。役者陣はとても頑張っているのですが、何しろ画面が「黒い」です。女性出演者がいっぱいいるはずなのに、残念です。
嘉納治五郎先生が、金栗四三をだましにかかっているのは、ひどいなと感じました。四三の態度を見れば、あまり裕福な出身ではないことがすぐわかるはずです。本気で彼が渡航費を借金し始めたら一体どう責任を取るつもりなのか、ドラマとはいえ考えなしの発言だなぁと思ってしまいました。

% Complete
100% Complete
3
10 | | 2019-01-21 18:01:31

時系列を行ったり来たりするスピーディーな展開やキャラの濃さ、キャストの多さはクドカンファンにはお馴染みだし面白いのだけど、一般的な大河ドラマファンや年配の方には分かりにくくて受け入れにくいかなという気がします。出演者がみんな終始テンションが高いのでごちゃごちゃとまとまりがなく煩いと感じる人もいそうで勿体ないなと思いました。ただ個人的にはクドカン好きだし難しいこと考えずに気楽に観て笑えるので気に入っています。

% Complete
100% Complete
3
55 | | 2019-06-03 20:33:01

アントワープオリンピックに参加する事になった四三や後輩の野口たちと参加者が多くなり見所が沢山あると思って見ていたら、予想外のオリンピック風景を描かない方針でくると斬新にもほどがあり、惨敗した報告会での記者たちが罵声をあげるだけになるとは、手抜きしたとしか思えず、ガッカリする展開には驚くばかりだった。
また、この会見場で止めに入ったのが不在の四三の妻のスヤとなっていて、「できた妻」となっていたものの、架空ドラマ全開に走り過ぎていて、初回放送回とストックホルムオリンピックの時の意気込みを思い出して欲しい。

% Complete
100% Complete
3
40 | | 2019-04-30 21:33:02

マラソンだけじゃ保ちそうに無いから落語家の話をくっつけたのは斬新で面白い。今回なら朝太がクセェ落語に目覚めたのもすごく良かった。けれど肝心の金栗さん。夢を追う人はあんなに自分勝手で良いものなのか?オリンピック出場に必要なお金を出してもらった名家に請われて養子に入りかわいい嫁まで貰ったのに、練習練習で家に寄りつかない。なのにしっかり仕送りだけはもらって、自分だけならまだしも周りのみんなの分までご飯をおごる。そんな主人公の話を誰が見たいと思うものか?外面だけはいい自分勝手なやつ。好きになれないなー。

% Complete
100% Complete
3
11 | | とむるな | 2019-01-22 09:21:31

いかんせんストーリーの流れが早過ぎると思います。出てくる役者さんの顔ぶれに「おっ!」となるぐらいで
まったく四三や他の人物に感情が移入できず、とてもつまらない。
1960年、たけし こんな噺家家族の話いる?って感じです。
熊本に夏休みに帰る経緯(里心)、ほんとならマラソンに目覚めるそこまでのいきさつって、このドラマには
重要な要素だし、それがあるから、次観たいとなるのに、ほんとに残念な展開です。
この先に重点おかれても・・・ 今は惰性でみてます。

% Complete
100% Complete
3
45 | | みっちりねこっこ | 2019-05-07 14:23:01

「いだてん」にしては久々に朗らかな話で、明るい気分をもらうことができました。
「金メダルをとってオリンピックが終わったことにして帰る」というスヤのアイディアにはビックリしましたが、夫を励ますための苦肉の考えだったのですね。
それにしても観念せずに「走り」のことばかり考えている四三を許してしまう、スヤの心の広さと機転に感心しました。
播磨屋に対しても上手く話を継いであげたりと、内助の功がすごいな、と思いました。

% Complete
100% Complete
3
12 | | みっちりねこ | 2019-01-22 10:50:15

熊本での話が終わってしまって、ちょっと寂しいなと思っていたら、早速夏休みに帰省するシーンがあったので、嬉しくなりました。
春野スヤといい雰囲気だったので、いつ結婚するのか楽しみです!
金栗四三が上京しても純朴なままだったのはいいな、と思いました。東京でも学校まで走って通学していたんですね!
対して美川の方は吉原に行ったりなど東京を味わいすぎで、引いてしまいます。でも、緩んでいく演技はうまいな、と感じました。

% Complete
100% Complete
3
70 | | 2019-07-13 06:18:01

毎回感動できるパートがあって楽しく見続けられている。田畑政治編がスタートして、新しい登場人物も増えストーリー展開がスピーディーで楽しい。アムステルダム大会での女子選手の活躍に驚き、全く知らないことばかりでとても勉強になったし、人見絹江さんに興味を持った。
100メートル走で惨敗の後に急遽800メートルに参加を志願して、金メダルを取ったのは本当にすごい。ドラマみたいな本当の話、だけどドラマの最後に若くして亡くなったというナレーションがあり、それが一番衝撃だった。

% Complete
100% Complete
3
101 | | 2019-10-07 12:47:02

嘉納治五郎さん死んじゃったね。普段は空気読まずに憎まれ口ばかり叩いているまーちゃんも流石にショックを受けていてこっちまでもらい泣き。ミスターオリンピックも死んでしまって、戦局はどんどん悪くなりなんかせわしなく不協和音がなっている感じがとてもよく伝わります。皆さんが知っている通り1940年に東京ではオリンピックは行われなかったけれど、そこに至るまで何とかスポーツの祭典を!と頑張った人たちの熱意を感じることができてとてもいいと思います。

% Complete
100% Complete
2
93 | | みっちりねこっこ | 2019-09-21 19:35:01

ベルリン大会で日本が金メダルをゲットした時、嘉納治五郎先生がラジオで金栗四三に向かって何度もお礼を言って呼びかけていたのが、すごく印象的でした。
治五郎先生は運営側と選手の気持ち、両方わかる数少ない大人物だったんだなぁと感心してしまいます。
東京の四三たちが、市井の人間ながら孫選手が君が代にわだかまりを感じていることを察している様子も、歴史的背景を抑えていて分かりやすかったです。
辛作が胴上げされた姿には、これが正しい勝利の捉え方だなぁと感動しました。

% Complete
100% Complete
2
58 | | 2019-06-15 14:18:01

富枝と梶原の前に現れた大柄の女性選手の人見絹枝とのテニス勝負が白熱したものになるのかと思ったら、あっさりと人見の勝ちとなり、シマが陸上向きと見抜いたまではいいが、四三は下心は無いもののイヤらしい雰囲気の行動で蹴り上げられる展開は面白さを狙ったものだろうが、かえってつまらなくしてしまい、もっとシマと人見の心のこもった交流を描いて欲しかった。
二階堂が一方的に好きだった野口が結婚している事で仕事に生きるというのを、異様な雰囲気で描いてしまい学校を設立した流れにもっていくのも強引で、二階堂の人間性を全く見せる事なく終わらせようとするのが残念でならない。
今回はビックリするほどに手を抜いてしまったのかと思いたくなる物語の流れにガッカリしてしまうばかりだった。

% Complete
100% Complete
2
63 | | 2019-06-27 19:07:01

低視聴率だー打ち切りだって騒いでますが私はとてもいいドラマだと思っています。今の災害が多い時代に関東大震災という大きな災害を丁寧に見せてくれました。登場人物がみんな無事な中でしまちゃんただ1人忽然と行方不明なのも大きなひっかかりとしてとても良かったと思います。熊本のお母さんも素晴らしい。東京から逃げ帰ってきたと叱咤激励してこんな時に東京にいなくてどうすると追い出す。物資も大量に送ってあげる度量の大きさ。韋駄天の言葉の起源もサラッと紹介していてすごく良かったと思う。

% Complete
100% Complete
2
53 | | 2019-05-26 23:18:02

金栗さんってなんであんなに走りたいのか?イマイチ伝わってこないんだよね。スポーツ好きな人なら分かるのか?養子とはいえ家業も手伝わず、嫁も子供も故郷に残し金にもならないのに走ってる。救いは落語のバージョンも同時進行してるとこかな。クドカンはスポーツは苦手となんかで読んだ気がしたけど、昔タイガー&ドラゴンってドラマで落語を分かりやすくドラマでなっていたから落語は好きなんだろう。いっそのこと森山未來を主役にして落語家の話を大河にした方が良かったのではないか?

% Complete
100% Complete
2
46 | | 2019-05-10 15:28:02

走ることが得意で、オリンピックに向けてひたむきに頑張る男の姿を鮮やかに描こうとはしてるんだけど、笑いがいまいちでそこでふっと冷めてしまうんだよな。四三は水をかぶることが日課とかは史実に基づいていたりして気配りして作られてるのは伝わる。落語家の名人を目指す若者のドラマでもあるんだけど、メインとしてどちらかに焦点を当てたほうが見やすい。マラソンから駅伝につながっていくのは面白そうだし、東京オリンピックにまつわるエピソードには興味ある。

% Complete
100% Complete
2
94 | | 202020 | 2019-09-22 15:21:02

だんだんと戦争の足音が近づく中で、それぞれの国の目論見や腹の探り合いなど、オリンピックと言う平和の祭典さえも政治利用されていくさまが切なかったです。
ナチスドイツの権力の誇示や、次回の開催国日本は様々なプレッシャーをひしひしと感じながら模索したんだろうなと思いました。
それでも、一番健気なのはオリンピックに参加する選手たち。
彼ら彼女らが自らの記録にひたむきの挑戦する姿や、播磨屋の足袋を履いた選手が金メダルをとったりと、スポーツに対する気持ちが一番胸を打たれます。

% Complete
100% Complete
2
48 | | 2019-05-20 16:18:01

韋駄天の四三がやたらと走りまくる内容だったにも関わらず、その光景は全く撮影されていないで、四三が描いた簡素な日本地図に足形の走ったコースを描いているだけで懸命な四三の面白さが伝わらず、妻のスヤが四三の日記を読んで、四三の気持ちを空想するなどのほぼコメディーばかりで驚いた。
また、落語家を目指している孝蔵は、小梅の嘘に付き合う人の良さだけで、落語家の腕が上がる所が描かれない展開と、ほとんどの場面は史実なのか不明な所ばかりで、何を描き伝えたいのか理解できない回だった。

% Complete
100% Complete
2
30 | | とまちゃん | 2019-03-22 16:16:01

意外に面白いのが三島家の面々で、おんな西郷と言われる弥彦の母は特にクセが強くて面白い!
弥彦の遺書が届いても、周りが慌てふためいている中で全く動じないところが凄い。字が読めないのに遺書を見て「弥彦は大丈夫。読めば分かる」と話しているところは、笑ってしまった。
他の家族もクセが強い。弥彦の兄は金の亡者で、女中もかわいいけど天真爛漫で何でも興味を持つ。
弥彦も弥彦で、だいたい遺書を女中に送るのは本当に変わっているよね。

% Complete
100% Complete
2
97 | | デニッシュ | 2019-09-28 14:08:01

「頑張れ前畑!」で知られる前畑秀子の金メダルをとるまでの話が、まるで当時のオリンピックをリアルタイムで観ているような緊張感と感動で、涙か込み上げてきました。
アスリートであれば誰でも経験するであろう緊張とプレッシャーと戦い、最後まで諦めない強い気持ち。
自分は運動オンチでそんな経験したことがありませんが、そんな私でも自然と涙が出てくるのはこのドラマの素晴らしい演出と役者さんの力なのだろうと思いました。
セリフだけでは語れない緊張感、ハラハラする気持ち、観ていて本当に「頑張れ前畑!」と声をあげそうになりました。

% Complete
100% Complete
2
39 | | 2019-04-28 07:07:01

四三が帰郷した途端にスヤとの結婚が決まっているという状況に戸惑うのは当たり前だが、四三は貧しい家計ながら大都会の東京で、尊敬する治五郎の元で学び、オリンピックに出場し、幼い頃から好意を抱いていたスヤと結婚して街一番の資産家の若旦那と、上々すぎる人生にしか思えない。
四三が東京に戻って卒業を控えた時期に、プロフェッショナルランナーになりベルリンオリンピックを目指すと宣言する所は、帰郷した時に結婚を推し進めた勝手な兄の実次に対して、やり返したように感じた。

% Complete
100% Complete
2
82 | | 2019-08-15 14:35:01

金栗四三編よりぐんと面白くなったと思うが視聴率がどんどん減っているらしいのが残念。

阿部サダヲらしいいつも通りのハイテンションな演技かと最初は思ったが、実在の田畑政治もかなりのお喋りだと知って面白いと思った。
ロサンゼルス五輪本番で有力選手に、疝気(せんき)の虫が暴れまわり、あれだけ勝利にこだわってきた田畑が苦渋の決断に迫られたのには、ぐっときた。

若い頃の志ん生は本当にどうしようもないが、落語仲間が金を払い続けて羽織が流れないようにした件は熱かった。今度こそ噺家として本腰を入れる時が来たのかと期待している。

% Complete
100% Complete
2

関連レビュー

『いだてん~東京オリムピック噺~』のキャスト一覧