舞いあがれ!

2023年1月期 2022年10月期
総合評価: 2.73 / 5.0 (回答者数73人) 881 位 / 1000件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.6 /5.0(52.6%) 887/1001件中
キャスト 3.3 /5.0(66.6%) 807/1001件中
演出 2.7 /5.0(53.8%) 884/1000件中
音楽 3.0 /5.0(60%) 743/1001件中
感動 2.8 /5.0(55.8%) 673/996件中
笑い 2.2 /5.0(43.4%) 776/996件中
スリル・興奮 2.5 /5.0(50.8%) 801/993件中
241コメント
155 | 2023-02-02 12:24:11

航空機のボルトは無事に試験合格。ただ、本発注は一括生産できるライバル会社へという流れはもっともだ。荒金さんはやはり浩太さんをご存知で、それも国産航空機への情熱をよくよく知っている間柄だった。きっと浩太さんの思いが舞に受け継がれていると分かった時は本当に嬉しかっただろうと思う。めぐみは夢が大きければ大きいほどリスクが潜むことをよく理解していて、航空機産業へは参入しないと言った。みんなが夢へと一丸になって突き進んでいる中で、待ったをかける判断は非情に難しいと思うし、とても立派だ。最後の悠人の様子がとても心配だ。慎重だからこそイケイケにはなれないのかも。IWAKURAの土地建物が戻ってきて、家業はさらに安定しそうなのは良いニュースだけれど、悠人が無茶なことしなければいいな。

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201 | | 2023-03-03 14:14:23

悠人の判断はイワクラの子会社化でした。イワクラの新規事業部という手かなと思っていたんだけど、子会社にした方がイワクラ側に税制上のメリットがあるという判断ですかね。ある程度、舞たちの手元にも資金はあるようだから、初期費用はイワクラが負担しないとすれば悪くない方法だと思います。でも「こんねくと」という会社名はちょっとダサい。どうせなら五島ではなく東大阪にちなんだ言葉の方が相応しい気がするけど。悠人と久留美も完全にフラグが立ちまくっていますね。みんな身近な人とばかりくっつくのはやりすぎかな。とにかくでき過ぎな予定調和に邁進しています。

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89 | 2022-12-13 14:29:52

舞の大河内教官に対する誤解はなくなったようです。まあそもそも舞も柏木も、そこまで水島にこだわるほど深い関係だったわけでもないのだから、誤解する要素がどこにあったのか疑問です。単に自分たちが理不尽にフェイルされるかもしれないという怖れにすぎなかったのでは?そして今度は中澤の離婚騒動ですが、こういう個人的な話を他の者に知らせる必要があったのでしょうか?古典的であざとくても離婚届を落として、中澤に対して思うところがある倫子に拾われるとかの方が、朝ドラ展開としては良かった気がします。

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106 | | 2022-12-26 13:36:02

お父さんは胃潰瘍でしたか。家の貯金まで給料に回していたとは、そこまで追い込まれていたのかと愕然としました。リストラや資産の整理などしてないんだろうな。お兄ちゃんが言う生き残れる企業の話がお父さんには辛い現実を突きつけることになっていて。お父さんと舞ちゃんの二人のシーンは本当にほのぼのとして良い親子だなと感じて、こちらまで笑顔になってしまう。舞ちゃんが航空学校の話をしている時、少し遠い過去のように感じてさみしかった。

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156 | 2023-02-02 14:19:13

航空機部品に特化しないというめぐみの決断は、リスクヘッジを考えれば悪くないと思います。コロナみたいに航空産業に大きなダメージを与える出来事が起これば、そこに依存し、特化している企業は一気に厳しくなります。チャレンジだけが正解ではないし、自身の経営者としての能力を客観的に考えた上での英断だと思います。さて悠人ですが、雲行きが怪しくなってきました。投資の世界は勝ち続けるなんて無理。だからこそ引き際が大事。でも勝ち続けた人間はなかなか引けないし、そこが自分の弱さだとは気づかない。でも破産する前にイワクラの権利をめぐみに渡すだけの気持ちがあるのだから、めぐみも舞も見捨てはしないでしょうから、いつかイワクラの経営者としてやり直して、ハッピーエンドかな。

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75 | 2022-11-29 12:08:39

舞ちゃんたちの初フライト。地上と違って真っすぐ進むことも、水平を保つことも、思ったように方向を変えることも難しいのだろうな。最初から上手くできる人なんていないのだろう。みんな食欲が落ちるほど落ち込んでいたけれど、それでも一瞬でも楽しかったと思えたのが良かったし、きっとそれが明日への力になるのだろう。吉田学生といい雰囲気で話している舞ちゃんを見て、柏木学生は遠慮して去ってしまったけれど、いろんな意味で舞ちゃんのことを気にし始めているってことなんだろうな。

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40 | 2022-10-26 19:24:20

指一本で億を稼ぐ男になりたい?父さんはなんの夢を叶えた??はあ??怒りしか湧いてこない。在学中に2000万を稼いだって言うなら、一人暮らしの仕送りから学費から自分で賄ってるんだろうね!!行きたい東大に入れたのも、生活を支えてくれているのも親だってことを忘れて馬鹿なことばかり言ってる悠人に開いた口が塞がらなかった。でもそれに奮起したお父さんはすごい!そういう人は何歳でも伸びる!この勢いで下町ロケット作って悠人に見せてやれ!

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125 | 2023-01-15 18:53:25

誰かのために働くことが舞の幸せならばパイロットでも町工場を母と立て直すでもどちらでもいいと思う。ただ親とすれば後悔しない人生を送ってほしいと思う。だからせっかく学校まで出て実現へあと一歩の夢を捨ててしまうのは忍びない。めぐみさんも冷静になればそう思うのだろうけど、あの状態では寄り添ってくれる娘に甘えてしまうのは仕方ない。悠人も心配しているだろうけど実際してることは見て見ぬふりなんだよな。柏木との別れは唐突でまるでパイロットじゃない舞には興味がないのか?と思ってしまうほど。遠距離恋愛は今まで通り変わらないのだから別に別れなくてもよかったと思う。

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61 | 2022-11-16 13:55:59

親と子の世代間ギャップというよりも、個として価値観の違いなのでしょうね。以前、めぐみは母親として、舞は自ら道を切り拓いていくようなタイプではないと言っていましたが、そこにあるのは世代間の問題ではなく、母子の問題です。貴司の抱えている文学的で個的な思いはわからなくても、舞のおばあちゃんがひとつの道を示せるように、対応も答えも一様ではないし、それぞれの筈。だからこそ人は対話しなければダメなのだと思います。舞も貴司も、そして久留美も、戦うためではなく歩み寄るために、しっかり話し合うべき人と相対して欲しいですね。

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76 | 2022-11-29 14:07:13

緊張の初飛行、良かったですね。それぞれ不安と喜びを感じたこともよかった。初めてトライすることだけに、不安だけではダメだし、喜びだけでもダメ。その両方を感じることがこれからにつながる力になるのだろうと思います。吉田くんも頑張りましたね。舞たちのフォローもあったけれど、マイナスがそのままマイナスにならなかったのは、彼自身の努力の賜物。こういう人間がひとりいると、周囲もいい方向に影響されます。きっとここから鬼教官が本領を発揮しそうですが、何とか頑張って欲しいものです。

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62 | | 2022-11-16 21:18:11

たかし君は五島に来て、少しは周りを見る余裕ができたのかな。あんな自然の中に立っていたら普段思わないこととか見えないことも見えそうで、私も行ってみたくなる。きれいな夕景でたかし君を囲んでの会話はいろんなことを考えさせられた。3人が3人とも生きづらさを抱えていて、それでも自分に正直に生きようともがいている。暗闇はやってくるけれど、闇だけじゃなくて星がまたたいている。それに気づけたたかし君はもがきながらも前に進めるのだろう。ばあばがまたいい。変な気遣いをせず、ちゃんと受け止めてあげてる。ああいう存在が一人でもいると良いんだよね。

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189 | 2023-02-22 14:20:26

オープンファクトリーの件ですが、ドラマだから仕方ないけど、普通はもっとプレゼン用に問題点と対策を用意し、更に根回しもしておくのが仕事の基本。まあその後、元ナニワバードマンの先輩と出会うフラグだから、あんなもんでいいやという感じなのでしょうが。それにしても貴司の短歌の教え方はうまい。ああいう方法は実際子どもたちに感想文や作文を書かせる時に使います。形にこだわるのではなく、まずは思うことを言葉にして楽しむことを覚えないとね。SNSより短文だけど、昔の人はそれで互いの心を寄せあったのだから。

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190 | 2023-02-22 17:52:00

貴司は相手の良い所を見るのが上手だなと思う。朝陽くんと一緒にいた時もそうだったけれど、自然とそばにいて相手の心に寄り添って言葉を引き出す。リューにも言われていた夢が見つかったのかな。短歌教室やったら人気でそうだ。イワクラの騒音問題からオープンファクトリーを提案した舞だけれど、周りの企業は良さは認めつつ乗って来ない。変化を嫌ったりと保守的な人は結構多いし、とてもリアルだ。教えてもらった役所の人がバードマンの大先輩で、きっと彼の協力でオープンファクトリーへまい進するんだろうな。

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64 | 2022-11-17 14:13:57

それなりに年齢を重ねないとわからないことだけど、子どもの頃に親と対立した時の親の年齢を考えてみると、今の自分より両親は若かったんだなと気づかされる瞬間が来ます。それを思うと、親としてどうなのだろうと感じたことも、ああ親も若かったんだな、と気づかされます。親もまた子どもと共に成長するということでしょう。母子二代が時間を経て、こうやって理解し合う姿は、それぞれが互いに思い合い、共に成長したんだなと思います。それが本当の意味で大人になるということだと思います。

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65 | 2022-11-17 20:34:34

前にお母さんと五島に来た時とはまるで違って、きちんと冷静に自分の意見を語れるようになった舞ちゃんの姿にばんばも嬉しかっただろうな。めぐみさんにもそう言っていたし。そして振り返って、自分もちゃんとめぐみさんの言葉を聞いてあげればよかったと謝罪の言葉を伝えられるばんばは素敵だ。ちゃんと幸せにやってると母に認められためぐみさんの涙は嬉しさだけじゃないのだろうね。ちょっと自分のことを誇らしげにも感じたと思う。ばんばの時と今回との違いはお父ちゃんがいるかどうか。上手くお互いの言葉を引き出してあげてた。時間はかかったけれどちゃんとみんなが収まるべきところに収まっていくようで良かった。

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141 | 2023-01-25 23:25:19

今まで扱ったことのない加工しにくい材料、求められる厳しい加工精度。たくさんの新しいチャレンジが必要とされるけれど、荒金さんの申し出を受けて成功させたいと強く望む舞。笠巻さんじゃないけれど回想シーンを見ていると本当にお父さんによく似たんだなと思う。東大阪の他の会社も巻き込んで、この挑戦を成功させようとまい進するのだろう。お母さんはあまり冒険したそうではなかったけれど、雪乃さんに話している感じだと嬉しそう。ただ、娘の幸せと言う意味ではいろいろ心配は尽きないのだろうな。

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66 | 2022-11-18 14:08:45

舞は親子共々ひとつのけじめがつきましたね。すれ違ったまま生涯すれ違う親子もいるから、こうしてわかり合えたことは本当に幸いです。久留美は単に母親との時間が足りないだけだろうと思います。離婚しても母親だし、看護師の先輩でもあるわけで、これからたくさん話をすれば気持ちは落ち着くでしょう。親父の方もすぐ仕事を辞めてしまうとはいっても、その都度仕事は探しているわけだし、完全に無気力というわけでもない。貴司もそうだけど、何かが噛み合わない人なのでしょう。若くて時間がある貴司は焦らずに世の中を見て欲しいですね。

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170 | 2023-02-13 14:21:04

批評と感想は別物です。紀貫之の本歌取りだというのは批評。それがわかったからと言って、その和歌の本質とは別です。貴司はその和歌を評論して欲しくて作っているわけではないと思います。だから本歌取りは些末なこと。きっと歌集にしても、ただたくさんの人に読んでもらいたいだけで、衝撃作で世間に何かを訴えたいわけでも、才能を褒め讃えて欲しいわけでもない筈です。史子の気持ちもわからなくはありませんが、貴司は史子の代弁者ではない。舞は恋愛云々の問題ではなく、引かずに貴司と向き合うべきです。それが彼の生き様をよく知っている者として、かつて彼がくれた和歌に対するお礼でもあります。

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202 | 2023-03-06 10:43:38

オープンファクトリーではあまり東大阪の工場に手広く案内しなかったのだろうか。地域でイベントを行ってそれなりの結果を出し、メディアにも取り上げられたなら、噂くらいは知られているだろうのに。すごく狭い範囲でやってたってことなのかな。だからいつもあの公園とうめづとノーサイドしか映らなかったということなのだろうか。工場と人を繋ぐというなら、せめてどういう工場があるのか理解して、あいさつ回りとかしないのかなと疑問に思った。久留美から悠人の名前が出てくるとは、なんだかよい雰囲気だなーと嬉しくなった。

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24 | 2022-10-16 17:54:34

舞ちゃん、自分から凧あげしたいこと一太くんに言えて、そして無事にあげることができて良かった。いろいろと自信にもなっただろう。美しい海と風習のようなことも見れて五島に行ってみたくなった。おばあちゃんとめぐみの再会シーンも、おばあちゃんとのお別れもちょっとウルっとしてしまった。初めてお母さんにやりたいと伝えたことが飛行機に乗ること。機内での様子は微笑ましくて。この体験が将来に影響を及ぼすのかな。東大阪ではお兄ちゃんも表まで迎えに出ていて。なんだかんだ言いながらも心配してくれていたんだなと嬉しくなった。

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173 | 2023-02-14 14:34:04

北條の言い分にも一理はあると思うけど、全然GJだとは思わない。困難を乗り越えれば成長するとか、努力を美徳とするのは良いけれど、そんなものはたまたまその方法で成功した者たちだけの結果論です。人の成長にパターンなんてものはありませんから。読む人のためとか、売れるためというポピュリズムも否定しないけど、そこがわからないから、世間には無数の創作物が溢れているわけで、北條は自己矛盾に陥っています。史子がエゴイストだという指摘は納得出来るものがあるけど、北條もまたエゴイスト。二人で貴司にもっとエゴイストになれと説いている宗教にしか見えません。貴司のさまざまな心模様を引き出したいのなら、エゴを説くのではなく、向かい合うテーマを与えるべき。その意味では相聞歌というテーマを与えたのは悪くないのでは。

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25 | 2022-10-17 17:17:33

子どもっていうのは、考えなしに結構酷いことを言ったりします。久留美に対する「うさぎ殺し」はちょっと酷い。言った本人はすぐに忘れるのだろうけど、言われた方は一生頭に残ることもある。同時に舞に優しい言葉をかけられたことも、ずっと覚えていたりするわけで、そうやって子どもたちは親友を得ていく。とても良いシーンだったと思います。家族とのカレーですがテンション上がりますよね。日本のカレーは団らんの味がします。父親が飛行機好きなのも知ったし、舞にとってはささやかだけど大事な日々になったと思います。

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26 | | 2022-10-17 19:17:57

戻った東大阪の学校では、会いたかったスミちゃんは夏の暑い日に亡くなっていて、しかもそのせいでお友達の望月さんが仲間外れにされていて。元気いっぱいになった舞ちゃんが再び下を向いていてちょっと心配になってしまった。子どもって意外と残酷なところあって、結構刺さるキツイ言葉を使ったりする。でも望月さんの良い所知ってる舞ちゃんが、ちゃんと望月さんに言葉かけに家まで行って、そしてきちんと伝えることができて偉いなと思うし、なかなかできることじゃないんだよね。これきっかけに親友になるのかな。

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27 | 2022-10-17 22:58:51

ウサギ殺しって‥なかなか辛辣ですね。ただ子供って思うより残酷なところあるからなー。しばらくいなかった舞ちゃんが気づくほどの現状を先生が気づいていないのがちょっと気になりました。ただ今までだったら長いものに巻かれていたであろう舞ちゃんが、きちんとくるみちゃんに味方だと伝えたのは良かったです。凧をけなしたお兄ちゃん、舞ちゃんだけがおばあちゃんに会えたのをちょっとだけ羨ましかったりするのだろうか?なんなら見ている私がおばあちゃんロスです。祥子さんにもう会いたいです。

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28 | 2022-10-18 13:30:56

手作り模型飛行機、いいですね。1970年代くらいにはよく作られていました。舞は忙しい父親のために、自分で本を読みながら作る道を選びましたが、絶対にその方がいい。材料を揃え、一から作ることは、父が作るネジのような部品ひとつとっても大事なものであることを知れるし、準備から作業まで積み重ねていくことの意味を学べます。かつて日本がものづくりで評価を得たのは、そういう子どもたちが大人になっていったからだと思います。貴司は詩に目覚めたようです。言葉があるから人は優しくなれます。表現できる手段を持つというのはそういうことです。きっと貴司は素敵な大人になると思います。

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29 | 2022-10-18 20:34:20

本当に子どもの発想って自由で楽しい。凧はそれだけで飛べるのに翼をつけるなんて。周りも笑っているだけで自由にさせているのが素敵だ。飛ばなくてしょげている舞ちゃんに飛行機の作り方を教えてあげると言っている時のお父さんがとても嬉しそうだ。舞ちゃんもお父さんに教えてもらうのを楽しみにしながらも自分で本を買って勉強しているのが、以前の受け身な姿勢が少しも見えなくて本当に変わったのだなと感じる。大変そうなお父さんを励ますためにも自分の力で作ってみようとするのかな。とても応援したい気持ちが沸き上がってくる。

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176 | 2023-02-16 07:38:39

史子がうめづに出入りしているのには驚いた。息子のファンということで、うめづの両親も悪い気はしないだろうし、元々客商売だからああいう対応も普通なのかも。めぐみさんは舞の様子に気づいたような感じでした。史子は貴司と同じくらい孤独を抱えていると言っていたけれど、昨日の羽虫の件やリューの発言は彼女に響いていないようで。貴司は追い込まれて孤独風ではあるけれど、あの両親や舞という理解者が身近にいて決して孤独ではない。孤独はとっくに沈んで離れてしまっている。七夕の夜の舞の精一杯の言葉、きっと貴司には届いている。舞の心に響く、永遠の一コマを描いた次の歌が楽しみだ。

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177 | 2023-02-16 09:41:47

やはりめぐみも舞の気持ちに気づいていた。そして史子も。「星に頼んでおいた」というのが恋の歌だと見抜いている史子は、やはり短歌の知識も読み取る力もある。だから貴司の心に自分に入り込む余地があまりないこともわかっていての行動だったのだろう。それでも灯になりたいという告白はせつなくもある。めぐみが言うように舞はもう少しわがままでも良いだろう。あまりにも優等生で、まわりを気にかけすぎている。隠し切れない二人の心だが、お互いを思うばかりに絡み合わない。見ていてもどかしいが、今どきあまり見かけない奥ゆかしさとたくさんの優しさにあふれていて少し羨ましい気もする。

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159 | 2023-02-06 13:51:22

めぐみに工場の権利を渡していたから、てっきり悠人のインサイダー取引は玉砕覚悟の確信犯だと思っていたのですが、共同経営者の言葉に動揺したり、雨に打たれて倒れたりしているのを見ると、さすがにそこまでの覚悟ではなかったようです。まあエリートにありがちな、自分なら大丈夫という自信過剰の結果だし、失敗や挫折を知らない人間の傲慢さとも言えます。まあイワクラの人たちはそう悪く思ってはいないようだし、早く罪を償って、すぐめぐみの代わりとはいかないから、まずはイワクラで地道に働かせてもらうしかないないでしょうね。

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160 | 2023-02-06 19:13:53

悠人のインサイダー疑惑。仲間からの電話の言葉に打ちひしがれているようでした。本当にインサイダーだったのか、本人の口からは語られていませんが、仲間にも何も言い返したりしていませんでした。舞が言うように今まで一人でなんとかしてきてしまった、できてしまったから誰かを頼ったりSOSを出したりはできないのかもしれません。何もかも一人で抱えて、食事すらできていないかも。公園で倒れて雨に打たれている姿を見て、とてつもなく孤独だったのかもと悲しくなりました。

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30 | 2022-10-19 14:01:33

お父さんは頑張っていますね。正直、社長とか部長とか肩書のある人の仕事なんて、頭を下げることがほとんど。それが大企業ほど出来なくなる。中小企業でそれが出来なかったらどうにもならないのが現実。そんな中、無駄に偉そうな子どもの悠人は先が思いやられる。この時代から10年前には、本当に貧乏で私立中学校のお受験どころの話ではない家が山ほどあった。時代の違いうんぬんを押し付けるつもりはないけど、いつの時代でも思うようにはいかない逆境はあるし、本当の実力があればそれを乗り越えられるわけで、悠人みたいな子はどこかで一度失敗しただけでくじけてしまうような気がします。

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161 | 2023-02-07 09:31:44

久留美のひと言は悠人の心にも響いたかな。無事に家族と一緒に自宅に戻れて良かった。事件を起こし多大な勉強料を払うことにはなりそうだけれど、立ち止まってゆっくり自分を見つめ直す良い機会になったのかな。お父さんと話し合う機会を持てなかったことに対しても、自分が自ら聞く機会を放棄していたと後悔していた。父との時間も、信用も仕事も失ったら取り戻せないと絶望していたが、めぐみさんが今日はしっかり母の顔で、取り戻せるものもあると背中を押していた。悠人の心の中の壁が取り払われたらいいなと思う。

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31 | 2022-10-20 13:55:25

まさに最高の秘密基地ですねえ。昔は秘密基地といえば藪とか林の中とか廃屋とか、雨風や虫の大軍には弱いものでしたけど、古本屋の奥なんて本好きにとっては天国のようなところです。何だかうらやましい。本と自由と優しさと、子どもの情操教育にはもってこいの場所で、あの3人は素敵な大人になってくれそうです。お父ちゃんも頑張りましたね。家族のために頭を下げられる父親は立派です。だからこそ周囲の人のあたたかいサポートももらえる。人徳って得難いものだなと思います。

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179 | | 2023-02-17 14:24:54

舞と貴司が結ばれたこと、そして史子も貴司に投影するのではなく自分で短歌を作ろうと決意したことは、とても良かったなと思います。ただ北條の言い分には頷けない。彼も史子みたいに貴司に何かを仮託しているように感じます。彼自身の挫折が隠されているみたいな。いずれにせよ、そもそも貴司はうまく思いが表現できないから短歌を始めたわけで、どうあれそこに表されているものは彼の心の澱みたいなもの。北條はマグマをと言ったけど噴火はたまに起こることで、いつだって噴火するわけじゃない。マグマがたまるのを待つのも人を育てるのには大事。たまたまこの後、貴司がいい短歌を読んだとしても、それは貴司の人生のタイミングとうまく噛み合っただけ。まあ北條との出会いも運のひとつだったにせよ、北條が叱咤した結果も影響したにせよ、有望な才能を潰すかもしれなかったことは忘れるべきではないと思います。まあ潰れたらその程度だったと言うのが真理みたいにまかり通るバカな社会に追随して欲しくないですね。人は潰すものではなく生かすものです。

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162 | 2023-02-07 14:02:25

悠人の後悔ですね。ここだけなら悪い内容ではなかったと思いますが、ただ悠人と父親のすれ違いがしっかりと描かれたのは、記憶する限り1回のみ。それもめぐみが言うような会ったら喧嘩ばかりしていたとの言葉に首を傾げてしまうような、口論にもならない程度のもの。だからこそ悠人は自分が相手にされてなくて、自分になんて関心も理解もないと感じたのかもしれませんが、もう数分の尺で構わないから、互いの価値観の違いが決定的になり、すれ違うシーンが先にあれば、もっと悠人の屈折と後悔が鮮明になり、この後悔のシーンも更に感動的になったのではないかと思います。

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3 | | 2022-10-03 23:39:43

見逃しただけなのか時代がどの辺なのか分からないし、大阪のこともよく知らないのでまだまだ入り込めませんが初日なので子役さんの可愛らしさを満喫しました。それにしても体の弱い子が2シーズン続くってなんだか微妙ですね。前のストーリーとかは気にしないで書くものなのかと不思議に思いました。始業式から7日も熱で休んで復帰してウサギを追いかけたらまた発熱ではお母さんは気が気でないでしょう。パイロットは体調管理が厳しいのにそこはどう克服していくのか、前作を見習わず丁寧に描いてほしいです。

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33 | | 2022-10-21 13:56:09

父親の頑張りと子どもたちの応援、岩倉家にとっても望月家にとっても、良い一日だったのではないでしょうか。頑張る子どもたちに寄り添う大人たちの距離感が本当に良い感じです。この環境で斜に構える悠人の気持ちだけがよくわかりません。一方、良い具合に力の抜けた貴司にほのぼのさせられます。そして舞も大学生になりました。いよいよ福原遥さんの登場です。早速、人力飛行機の翼に興味津々。ここからどんなヒロインを見せてくれるのか楽しみです。

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6 | 2022-10-05 18:05:56

まだ雰囲気だけですが、五島は良いところだというのは感じます。海の街らしいぶっきらぼうさと田舎らしいあけっぴろげな感じと、南の地方らしい大らかな感じかとても良いです。まあ、おばあちゃんは駆け落ちしていった娘にまだ言いたいことがあるようだし、素直にはなり切れないものがあるのでしょうが、悪い人ではなさそうです。繊細なコにとっては田舎の濃密さが逆効果になる場合もあると思いますが、舞にとってはまさに舞い上がるために良い風になるのでしょう。永作さんと高畑さんのシーンは最初からなかなか見ごたえがあるし、期待できそうな序章です。

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163 | 2023-02-08 13:48:01

悠人の事件は案外あっさりと片付いてしまいましたね。ナレーションベースで多額の賠償金を背負いましたがで済ませられたけど、普通はそこが一番問題でしょう。たとえ悠人が億を越える個人資産を持っていたとしても、到底足りる額じゃない筈。まあ「ちむどん」もそうだったけど、お金の問題は都合よく解決するのが、最近の朝ドラの傾向ですね。で、今度は恋愛問題ですか。久留美もなんか意味ありげだったし、そろそろ舞は貴司との距離感を考える時期に来たようです。世間の感覚からしたら呆れるほど遅いのですが。

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7 | 2022-10-05 23:52:14

妹は大切な家族だけど、自分だって大切にされたい!って気持ちがお兄ちゃんにあるからツンケンしたりしちゃうんだよね。だけど迎えのタクシーが来たと言ったらすぐに立ち上がって見送りに行こうとするところが素直でかわいい奴め!と思わせる。妹は妹で兄を思っている。それがあのけん玉だよね。お互いを思う兄妹愛が素敵だな。お母さんの過去はずっと実家に帰らなかったことや中退して駆け落ちってワードが出てきたりしてまだまだ掘り下げられそうでワクワクしている。

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164 | 2023-02-08 18:03:05

実際にはマスコミに邪魔されることなくノーサイドへ行ったりは難しいのだろうけれど、そこはドラマとして。久留美パパとの会話なかなか良かった。大きく砕けて自暴自棄になりそうでも、本当に一番大切なものだけ残ってた。目標よりも夢よりも何よりも久留美ちゃんのことが大切な宝物だと感じていたのがじんわりくる。それを聞いて頷く悠人の顔ももう影はない。久留美ちゃんに迷惑料ではなくてお礼だと言って渡したうめづのお好み焼きが悠人の心が柔らかく温かく変わったことを象徴しているようで。

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118 | | 2023-01-09 23:59:10

浩太さんの突然の死とそれを受け入れる間もなく会社の問題を考えなくてはいけない家族の悲しみや疲れが全面に出ていて見ている方も辛くなります。めぐみがこの悲しみを知ってお母さんによく乗り越えてきたねーと言ったシーンがとても印象に残りました。大好きなご主人と死に別れた悲しみは、同じ体験をした人にしか分からない気持ちなんですよね。それを知って母を労っためぐみの気持ち、その時の祥子さんの悲しみと苦労を思うと涙が出ました。浩太さん一人分の空白を痛いほど感じる15分でした。

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8 | 2022-10-06 17:45:56

めぐみの過保護とも思える言動は、忙しさのあまりちゃんと舞を構ってあげられなかったという負い目なのでしょうし、舞の引っ込み思案な言動は、忙しく働いているめぐみにあまり面倒をかけたくないという気持ちのせいなのでしょうね。互いのことを思うあまり、悪循環に陥るというのは、家族にはありがちなことかもしれません。だから家族といっても離れていて距離があった祥子の指摘が的を得ていたのだろうと思います。ドラマの伏線としてなかなか繊細な作りだなと思います。こういう繰り返しの中で、めぐみも舞ももっと大事なことに気付くようになるといいですね。

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9 | 2022-10-06 21:19:57

祖母ちゃんはお母さんの性格もよくわかっているだろうし、お医者さんがストレスと言った時になんとなく察したんだろうね。子どもって意外と親の姿見ているし、工場が大変になった時期と舞ちゃんが熱を出し始めた時期が重なるんじゃないかな。いろいろ我慢する中で熱出るようになっちゃったんだろうね。高熱の辛さになれちゃったという舞ちゃんが悲しい。でも、祖母ちゃんが気づいてお母さんにアドバイスしていたし、校外学習楽しそうだったし。五島での転地療養は良い選択だったと思う。

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165 | 2023-02-09 11:54:33

自分の心の支えというべきものを他人に見せるのは確かにとてつもなく不安だ。もしも批判的なことや否定的なことを言われたら、生きていけないとまではいかなくても心折れて当分立ち直れないだろう。史子はそれを貴司に見せた。もしかしたら自分の世界を理解してもらえるかもという気持ちからかもしれないけれど、史子の態度だとそれ以上じゃないのかな。舞は貴司の短歌の良き理解者ができたと喜んでいるようだけれど、理解し同じ方向を向くことで生まれる愛情もある。それを目の当たりにしても幼馴染だと舞は言い続けられるのだろうか。自分の心安らぐ場所が無くなることでもあるのだけれど。

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222 | 2023-03-23 18:00:46

ちょっと貴司が可哀想かな。舞は仕事に子育てにと忙しいのはわかるけど、妻でもある。そもそも貴司が繊細な人で、創作の苦しみを抱える職業であることも理解して結婚したのだから、もう少し目配りがあってもいいと思う。互いに関心が薄れた夫婦なら、相手が黙っていれば気づかないかもしれないけど、仲が良い夫婦なら、共に過ごす年月に比例して、黙っていてもわかることは増えます。言葉を職業にし、言葉の重みを知っているからこそ、貴司は安易なことは言わない。ここまで順調すぎるほど順調で、平和な舞だからこそ、それくらいのことは気づいて欲しい。

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166 | 2023-02-09 14:24:36

舞は貴司との関係性を不自然なほど否定するのは、なぜなのでしょう。まあ舞なりの理由があるのでしょうが、それなりに説得力のあるものにして欲しいですね。単に舞が鈍いだけなんて、まさかの天然展開はやめて欲しいですから。だいたい高い観察力や注意力を必要とするパイロットになれた上に、しっかり元カレもいた舞が、恋愛ベタの天然展開は無理があります。悠人のこともあるし、貴司は生活のプレッシャーに弱い。だからあえて考えないようにしているというなら納得かな。

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12 | 2022-10-09 21:45:39

あのお母さんの様子を見ていると過干渉だなと思う。お互いに思っているのだろうけれど、それが良い方向ではなくて負の方向にぐるぐるしていて、見ていて辛くなるくらいリアルだった。過干渉な親を持った人たちにとっては心がざわざわするほどの描写だったと思う。そんな舞ちゃんの状態をおばあちゃんが客観的に見てくれて良かったと思う。羨ましいとすら思った。ずっと顔色見ていたから、そばからいなくなるのは不安しかないとは思うけれど、離れることが最良の選択だと思う。お互いに一人になって自立していろんなこと乗り越えていって欲しい。

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13 | | 2022-10-10 11:25:35

お母さんの言葉が自己暗示状態になって舞ちゃんを苦しめてる。お母さんは舞ちゃんに辛い思いや悲しい思いをさせたくなくて先回りして出来ないことを手助けしたりアドバイスしたりしているつもりなんだろうけれど、結局それは舞ちゃんの自主性や積み重ねから遠ざけることになってる。成功体験に乏しいから自信もつかないし、たとえ上手くいっても母のおかげというのが付いて回る。ばあちゃんは舞ちゃんにいろんなことを自分でさせようとしている。自分のことは自分で。いきなり方向転換は大変だけれど、あの時期に方向転換できるのは幸せな気がする。

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14 | 2022-10-10 15:47:03

いつの頃からか日本には、満点病というのか100点病というのか、間違えてはいけないという考えがはびこっていますよね。どうやら舞にもめぐみにもそれがあるようです。特にめぐみは駆け落ちまでしたからには、しっかり完璧にやらなければいけないという意識が強すぎるのかもしれません。そういう考えは生き方を窮屈にするし、現代日本人の閉そく感に繋がっている部分もあるのかなという気がします。人生なんて間違いだらけで、時にその間違いが特別なものを生み出す、だから人生は面白いのだと二人とも気がつくといいですね。

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