※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82%) | 218位 /578件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82%) | 361位 /578件中 |
演出 3.5 /5.0(70%) | 475位 /578件中 |
音楽 3.3 /5.0(66%) | 503位 /578件中 |
感動 4.2 /5.0(84%) | 38位 /578件中 |
笑い 2.9 /5.0(58%) | 368位 /578件中 |
スリル・興奮 1.7 /5.0(34%) | 574位 /577件中 |
脚本・ストーリー 4.1 /5.0(82%) | 218位 /578件中 |
キャスト 4.1 /5.0(82%) | 361位 /578件中 |
演出 3.5 /5.0(70%) | 475位 /578件中 |
音楽 3.3 /5.0(66%) | 503位 /578件中 |
感動 4.2 /5.0(84%) | 38位 /578件中 |
笑い 2.9 /5.0(58%) | 368位 /578件中 |
スリル・興奮 1.7 /5.0(34%) | 574位 /577件中 |
もうこういうのはダメだよー。妻を亡くして一人暮らしのおじさんと誰も買い手がつかなかった猫の組み合わせ‥もうエモい。おじさんの悲しみを超えた寂しげな表情がすごく胸にくる。あの顔だけでも泣ける(笑)また猫がさ、初めはなんだぬいぐるみなんだと思ったし神木くんのニャーニャー言うナレーションもなんだかなーって思ったけど表情がほんとに豊かで愛らしい。猫を飼ってる私でも自然であるあるが満載の動きに釘付け。マンガは読まないけど最後に出てきた漫画の猫にそっくりでびっくりした。
登場する猫が本物の猫ではなくぬいぐるみ型のロボットであったことが驚きました。ですが、そのおかげで猫の表情を上手く引き出していて、神木隆之介君のアフレコととてもマッチしていて愛おしく感じられました。
特に印象に残ったのは、妻に先立たれたおじさんが初めてペットショップに行き、猫と出会うシーンでした。誰かの必要とされる存在になりたかった一人の人間と一匹の猫が運命の出会いをした瞬間はとても心が温まり癒されました。
あんなにペットショップで物を抱えていたのに帰りは抱えておらず、でも家は買ったもので溢れかえっていて、宅配したとか細かい描写がないことがちょっと足りないかなと。それにペットショップの店員さんに猫を飼うことについていろいろ聞いたかなのような描写があったのに、非現実的な猫砂の山盛り感とか初めての場所でケージからすぐ出てこないこととかは聞いてないのかと突っ込みたかった。
でも人の言葉を理解しているふくまるだから、神田をひとりぼっちにさせないとケージから出てきたところや名前をもらって、呼ばれて幸せそうにしている1匹と1人にはほっこりしました。
ふくまるを見つめる神田さんの目が優しくて、幸せな気持ちになる。ふくまるも家に来たときは怯えてたのに、夜には神田さんのベッドに一緒に寝るようになって、そんな二人を見てるだけで癒される感じ。ふくまるは、ペットショップで出されていたのと同じ餌を食べてるのに、新しく自分の家となった場所で食べると美味しく感じるなんて、気持ち次第で味覚まで変わるのは動物も一緒なのかな、なんて思ったり。整頓されてはいるけど殺風景だった部屋に、ふくまる用のグッズが増えてにぎやかになって、温かみが出てますね。
まるで何かに導かれたかのような猫との出会いからずっと冬樹が笑顔でいることに嬉しくなりました。猫砂の量が分からなくて山盛りにしてしまうところは微笑ましいものでした。仕事もする気になり音楽教室でピアノを披露しますが、若い担当者にも丁寧な物言いで彼の育ちの良さを感じます。「猫が飼いたい」と言っていた亡き妻と冬樹の様子は愛し合っているのがよく分かり、冬樹の寂しさが伝わってきます。そんな冬樹を心から心配している幼馴染の小林は少々雑ですがその優しさに癒されます。小林の愛犬にはセリフはありませんが元気で賢そうで、この子の登場も楽しみにしています。
神田を慰めようとしたり、小林をうざがったり、名前をもらえたことをしみじみ喜んだり、人間並みに感情豊かなふくまるがとにかく可愛い!初めての猫との生活、もっとあたふたするかと思いきや意外と互いにしっくり馴染んでいて見ているだけで癒されます。たまにクスっと笑える程良く落ち着いた雰囲気が深夜にちょうど良くて好きです。登場人物に悪い人や嫌な人が出てこないところもストレスフリーで良いですね。
最初は原作のオールバックのおじさまとはまったく違うやつれすぎておじいさんに見えそうな神田と、他の子たちは本物なのに猫だけぬいぐるみという点に違和感を覚えました。猫は柄とか体型とか目付きとかそっくりな子がいなくて仕方なくかもしれないけど、神田はもう少しロマンスグレーというか大人の色気を漂わすおじさまにできたんじゃないかと思ってしまいました。
ただ神田役の草刈さんの生きることに絶望した様子や猫の細かな表情、神木さんの猫の声はとてもよかったです。猫がぬいぐるみでよかったとなるか、よくなかったとなるかはこれからだと思うので続けて見てみようと思います。
ふくまるが、リアルな生きてるネコじゃないのに一瞬シラけそうになったけど、なんとも表情豊かというか、感情豊かな声が良くて一気に惹き込まれてしまった。ペットショップで、どんどん値段は下げられてるのに、誰にも見向きもされず選んでもらえない猫や犬って、きっとふくまるみたいなことを考えたりしてるのかもって思ったら、泣きそうになった。そんな中で出会った神田さんとは、運命の相手としか思えませんね。亡くなった奥様への想いとも相まって、神田さんなら絶対にふくまるをタップリの愛情で包んでくれるはず。これからどんなに心温まるエピソードを披露してくれるかと、期待で一杯です。
原作の漫画をほぼ忠実に再現できていて感動しました。優しくて温かい癒しの空間を見事なまでに表現できていたと思います。
観るまでは、草刈正雄さんとおじさまのイメージが結びつかなくてどうなるのか心配だったけれど、思いのほか作品に溶け込んでいて心の底から安心しました。
一つだけ残念だと思ったのが、ふくまるでした。原作のブサイク感を実写ではさすがに再現しきれていなかったように思いました。それでも、これはこれで可愛いからアリですね。
温かな雰囲気とクスっと笑えるコミカルさがあって、見ているだけでホッと癒される素敵なドラマ。夫婦愛や友情・ペットなど、様々な愛に溢れているところもほっこりして、時に切なくて良かったです。ブサ猫ちゃんも可愛い!最初は「ぬいぐるみなの?!」とびっくりしたけど、神木さんの名演技で本物の猫ちゃんに見えてきて全く違和感がなかったです。おじさまとこれからどんな生活を送っていくのか、2人のやりとりが楽しみです。