エール

2020年10月期 2020年7月期 2020年4月期
総合評価: 3.57 / 5.0 (回答者数354人) 518 位 / 1007件中
※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(76.6%) 397/1008件中
キャスト 4.0 /5.0(79%) 538/1008件中
演出 3.8 /5.0(75.8%) 433/1007件中
音楽 3.7 /5.0(73.8%) 380/1008件中
感動 3.2 /5.0(63.6%) 448/1003件中
笑い 2.8 /5.0(55.2%) 546/1003件中
スリル・興奮 2.8 /5.0(55%) 726/1000件中
357コメント
351 | | まなっち | 2020-12-12 20:55:01

原始時代から始まったオープニングには正直引きましたが、回を追うごとに目が離せなくなっていきました。特に胸にジーンときたのは、裕一の幼馴染の久志が、甲子園のグラウンドで「栄冠は君に輝く」を歌う場面。「勝った人だけでなく、負けた人にも、『よく頑張ったね』とエールを送りたい」「どん底まで落ちたからこそ、歌える歌」というセリフには目頭が熱くなってしまいました。歌の力をここまで感じさせてくれた「エール」には、感謝の言葉しかありません。

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352 | | choco | 2020-12-13 18:23:01

このモデルとなった作曲家の古関裕而氏を私は知らなかったのですが、ドラマ中に出てきた彼の曲で知っている曲が何曲かあったので驚きと親しみの沸くストーリーでした。特に、『栄冠は君に輝く』が生まれる場面では、裕一が親友の久志を立ち直らせようと諦めなかったが故に、甲子園での素晴らしい歌唱になったんだと思います。あの感動的な久志の歌唱が忘れられません。

また、藤堂先生との戦場での再会では戦争描写がリアルで、戦争を知らない私にとってはかなりの衝撃で涙が溢れました。辛い戦争を乗り越え、最愛の人たちが裕一の周りにい続けてくれたからこそ、その後も素晴らしい音楽を創り出していけたんだと思いました。

華とアキラの結婚は、なぜ華がアキラを選んだのか腑に落ちない気持ちもありました。アキラのような結婚相手ではない方が良かったのではないかという思いもありますが、幸せな家庭を築けたなら間違いではなかったのでしょう。

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353 | | ふなな | 2020-12-14 19:15:08

予想すらしなかった放送中断。再放送ということに、既に見ているのだから、特に感慨もないかなと思っていました。
けれど、こんなシーンあったかなとか、違った方向から見るとそういう気持ちだったのではと思うことがありました。それは、裕一の母まさの思いです。音との結婚に反対していました。子供が幸せになるのなら、なぜと。その後、母になった音が、まさのその当時の気持ちを理解するシーンに繋がりました。そこで深い愛情を表現されていたと感じました。
そして、放送再開、戦争の話でのテーマ曲を流さなかったのも、印象深かったです。戦争に、エールを送る曲は、確かに不釣り合いです。思いきった演出に、余計悲しさ、辛さを感じずにいられませんでした。いつの時代にも人の心に寄り添う音楽。ラストに、出演者によるコンサート。素晴らしかったです。異例ずくめのドラマでした。でも、人との繋がり。今まさに「エール」というドラマ放送は、嬉しかったです。そして、心に刻まれました。
エールロス中です。

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3
354 | | 2020-12-20 16:55:02

半年以上ほぼ毎日見続けていたせいか、裕一さんと音ちゃんと知り合いかのような感覚になり、一緒に笑って一緒に泣いたドラマでした。裕一さんの腕に音ちゃんがすっぽり収まってしまうほどの対格差は胸キュンポイントでした。
戦争で藤堂先生が亡くなったり、それぞれのお父さんが事故や病気で亡くなったり、悲しい場面もたくさんありましたが、音ちゃんが女給になったり、久志さんと御手洗ミュージックティーチャーのやり取りが独特だったり、思わず笑ってしまう面白い場面もたくさんありました。特にバンブーでの場面は梶取夫妻のいいキャラが出ていて楽しかったです。
本編の最終回は、きれいで、でもどこか切なくて、感動的でした。終わってしまうと思うと寂しかったです。「ロス」の気持ちを初めて知った作品でした。

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355 | | タタズマ | 2020-12-25 13:21:02

最終回が歌謡コンサートという構成には度肝を抜かれた。まさかなあ、という感じがした。歌自体は古関裕而先生が作ったものなので良いに決まっているし、キャストの皆さんも歌が上手く、楽しんで見られた。しかし、ドラマの最終回、という点ではどうなのか、という感じがした。あれは綺麗にまとまった後でのボーナスステージという感じであって、話を中途半端でまとめておいてのこの構成は良くないと思う。作中歌があまり出てこなかったのにこれは、歌を利用されている気がしてしまう。

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356 | | 2021-01-01 21:14:02

音が病に伏している状況を、二階堂さんがとても素晴らしい役作りで演じていました。観ている時は、特殊メイクの効果かな?と思っていましたが、のちに、メイクの効果はほんの少しで、主に役作りで魅せているとのエピソードを聞いて、プロだなと感心しました。
また、裕一と音が海辺で過ごす演出がとても素敵でした。物語の中で幸福な時もあれば、苦しいことも多かった2人の人生を、この海辺のシーンが美しくまとめ上げてくれました。
最近の朝ドラの中でも、とても好きなお話のひとつとなりました。

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357 | | 2021-01-05 20:33:02

事実とフィクションの線引きは難しい。だから割り切って作り、見る側も割り切って楽しんだ方がいいというドラマ。期間が長いので冗長になるのは宿命。初の男性の「ヒロイン」だけど考えてみれば男性が主役でも問題ないことが実証された。女性を描きたいならそのパートナーを描けば良いだけ!ラストをどう描くのかと思ったら、あの浜辺に帰ってきたのはありだと思う。(コンサートは別腹ということでしょう)晩年の二人が隠棲するように暮らす描写は愛おしい時間でした。インタビュアーの青年に穏やかに応える裕一さんがとても美しい歳の取り方で素晴らしかった。

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