半分、青い。

初対面の健人に対して「こいつ」とか「死んだの？」とか、喫茶店で誰が聞いてるか分からないのに「和子さんが死んでまう」と言ったり、相変わらずデリカシーのかけらもない鈴愛の言動に怒りを通り越して呆れ果てています。脚本家の方が病気を患っていらしたことを公表していましたが、そんな方がどうしてこうも無神経な台詞を書けるのか不思議でなりません。主演の永野さんに恨みでもあるのかなというくらい、めちゃくちゃなヒロイン像とストーリー展開で、演じている人たちが気の毒になります。

朝連ドラをずい分観てきましたが...
かつて無い程に残念な内容です。
出演者も豪華陣,主題歌:星野源,漫画:くらもちふさこ...過去に無い位のお膳立てがありながら...脚本と主人公が全てを台無しにしています。夢に向かう前半はこれからの主人公の成長も期待していましたが,先日の離婚を切り出された時に「死んで」のセリフはこの時期(西日本豪雨直後)脚本としてあり得ないと思いました。そのまま放送したNHKにもビックリでしたが(口ぱくでも言い回しを変更すべきだったと思います)。主人公をとりまく俳優陣が上手いだけにまた永野芽郁のすぐムキになるところ...棒読みのような不自然な話し方も朝から疲れてしまいます。たまたま午後再放送しているカーネーションの脚本&尾野真千子のうまさが際立ってるだけに酷さが目立つ一方です。本当に残念です。

久しぶりに律も登場し、フクロウ会が勢ぞろいしたが懐かしくて嬉しかったです。ただ良かったのはそれだけで、相変わらず自分のことばっかりの鈴愛にイラっとしました。漫画家として成功した時もお店や実家を気に掛けることもなく仕送りもせず、名古屋に出店する話も「どうでも良い」と切り捨てる。それなのに自分は実家に永遠に世話になる気でいるという、甘ったれにもほどがあると思います。

ストーリー云々の前に、かくれんぼをしていた花野が仙吉さんの布団の中から出てくる演出にどん引きしました。これ、微笑ましいシーンなの？ただただ不快なだけで脚本家のモラルを疑います。北川さん、昔はもっと良い本書いてた気がするんだけど、今回の朝ドラに関しては感性や価値観が独特過ぎてついていけません。

漫画家を目指している頃は良かったですが、100円ショップで働くようになって以後はストーリーが支離滅裂で正直言って面白さが半分以下です。。。前半面白かっただけに本当に残念です。最近はじっくり見る気にもならず、朝の準備をしながら流し見しています。岐阜に戻ったのでまたストーリーが変わる予感ですが、以前のような面白さはもう得られないかな？主人公の感情の動きが意味不明で、うまくストーリーに入れません。終盤に向けて登場人物がみな都合よく動いているように思えてきます。

一度内定を断った農協の方にまた就職頼むとか、適当に店を手伝って養って貰う気だったとか、子持ちのアラサーとは思えない無責任で他人任せな鈴愛の生き方に全く共感出来ません。あと、鈴愛が出戻りになってそんなに何ヶ月も経っていないはずなのに、もう涼次の映画が出来上がるとか早過ぎると思うんですが…。ストーリーの基本である時間の流れにまでツッコミをいれなければならないなんて、個人的に今までで一番最低な朝ドラです。

週始めで、また突然2年の月日が流れていて律も離婚、それもナレーションで済ますって雑な作りにもほどがありますね。ここでマーくん再登場させるくらいなら、もっとより子と律の心情に迫って欲しかった。あと律にビールをかける鈴愛にもドン引き。以前、土下座する秋風の写真を撮るシーンもありましたよね。こういう突拍子もない行動、ウケると思ってるのかな。全然笑えないし嫌悪感しかありません。

スズメが漫画の世界にいた頃は、毎日私も苦しくなったり、感動して号泣したりしていましたが、あのドラマは一体どこへ？という位に様変わりしました。
１００円ショップで働き始めてからは、なんだか話の進み方がうまく行きすぎて、ついていけないというか、見逃してもまあいいか、というようなドラマ自体が軽くなってしまったような感じで少し物足りないです。新しい展開の出演者があまりに変わってしまって、これから慣れたらまた面白くなるのかもしれませんが、今のところは次回が楽しみすぎるということはありません。

登場人物の行動に全く共感出来ないし、たった15分のドラマなのに毎回「え？どういうこと？なんで？」という疑問が湧いて一体何の話を見ているのか訳が分からなくなります。光江たちが支えると言っているのに頑なに家族を捨てると言い続ける涼次の気持ちも分かりません。脚本家がSNSで色々言ってますが、画面と脚本から伝わってこなければ意味がないと思います。

親の旅行資金を使い、言いだしっぺのくせに欠伸しながら登場するヒロイン、あんなに反対していたのに急にやる気をだす母親、呑気な父親、鈴愛に甘すぎる周りの友人たち。登場人物もストーリーも全てヒロインの都合の良いように作られていて、行き当たりばったりで脚本書いてるのかなと思うくらい、めちゃくちゃですね。永野さんをはじめ、演じてる人もスタッフも気の毒でなりません。

何かあるとすぐ律に絡みに行く鈴愛親子にイラっときます。花野が律を笛で呼ぶのとか、全然微笑ましくないしむしろ不快です。このまま成長したら礼儀知らずでワガママなとんでもない大人になりそう。律と弥一がお酒を飲んで語るシーンはこのドラマにしては珍しくしっとり穏やかな空気が流れていて良かったです。

鈴愛は正人に振られるんだろうなという予測はついていましたが、正人の振り方がひど過ぎて唖然としてしまいました。これまでの正人のキャラの流れからして女の子を突き飛ばしますかね？思わず突き飛ばしたとしてもすぐに手を差し伸べて謝ると思うんですがそれもないし、裕子の突然のキャラ変と同様、登場人物の性格や行動に一貫性がないから見ていて「え？突然どうしたの？」と混乱してしまいます。

ずっと連絡を取っていない律の、しかも実家にこの状況で電話をかける鈴愛の行動がよく分かりませんでした。そんなことしてる場合じゃないでしょ。母親なんだからもっとしっかりしてよってイライラしました。あと「涼次の人生は涼次のもの」という祥平の台詞がありましたが、それは責任のある子持ちの既婚者に言う言葉ではありません。鈴愛の「死んでくれ」発言もそうですが、どうも台詞のチョイスが私の価値観や感性と合わず、毎回「ん？」と引っかかってしまいます。

このドラマを見ていると、作者は普通の人づきあいをして来なかったのかなと思ってしまいます。病気療養中の和子がいるのにうるさくてウイルスや菌を持っている可能性の高い子供をおつかいに行かせたり、家族団欒の朝食時に押しかけたり…。家族同然の幼馴染だから…という理屈かもしれないけど、見ていて「あれ？」と違和感があり、モヤモヤした気分になってしまいます。

秋風の病気のことをペラペラ喋りまくったり、「死んでくれ」と暴言を吐いたり、自分はめちゃくちゃ口が軽いくせに、律に「言っていいことと悪いことがある」と抗議の電話をかける鈴愛。どうやったらここまで自己中な思考回路に成長するのかなと呆れます。「お前が言うな」と突っ込んだ視聴者、多いと思います。

鈴愛と鉢合わせた時に牽制したり、鈴愛の写真に爪でバツ印をつけたり、清の嫉妬心が陰湿で完全にドロドロ恋愛ドラマ化していてつまらなくなってきました。スカっと明るい気持ちになれて「今日も1日頑張ろう」と思えるのが朝ドラの醍醐味だと思うのですが、最近の展開は朝見るにはちょっと疲れます。

最初から観ているので、明るくて楽しくて朝元気になれるドラマだと思っていたのに、ここに来て凄く重くて悲しすぎる話になっているのが凄く残念です。離婚とか、どうしてそうなっちゃうのか。すずめちゃん、子供が生まれてこれからどんな風になっていくのかな？って凄く楽しみだったのに。やっぱり律くんと結婚してほしかったなって気持ちがどんどん増してしまっているのは私だけじゃないんじゃないかな？と思ったり。これからいい方向に進んでほしいな。

ストーリー展開が薄っぺらくてアラが目立つので、キャストたちが将来のこと(例・フランチャイズを止めてヒロインに店をやらす、脚本を仕上げて監督になる。)を語っても全く響かないです。三姉妹が出てきてからはドタバタと揉める場面も多くもはやコントをみているようです。わざとらしい台詞や、朝ドラとは思えないような意地悪な台詞も多いように感じます。現在新婚生活とはいうものの、いずれ離婚するという情報がすっかり出回っているので複雑な気持ちになりながら見ています。

月曜日なのにもう結婚式をあげてしまうんですね。展開が早くてびっくりしました。2人の出会いも愛を育む過程も描かれ方があまりに雑なので、結婚生活は長続きしないのかなと勘ぐってしまいます。涼次が「家族がいなかった」と泣いていましたが、自立するまであんなに溺愛してお金の管理までしてくれていた3人の叔母さん達の存在は何だったんでしょう。両親がいなくて寂しかったというニュアンスだと思うんですが、もう少し気の利いた台詞はないのかなとモヤっとしてしまいました。

もうすぐ30歳になる社会人が職場に何も告げず個人的な用事で大阪まで行っちゃいますかね。こういうツッコミどころ満載で共感出来ない鈴愛の行動や無神経な言動がイライラとドラマのつまらなさの原因だと思います。仕事ほっぽり出して東京からわざわざ奥さんを見に行くなんて怖すぎます。

正直だんだん何についてのドラマなんだ??って思い始めてます。
最初はキュンキュンする所もあったのに、今では主人公はどうなりたいんだ??って感じです。
毎日15分だけで、すごく楽しみに見ていたのに 何だか残念です。
とりあえず、この先どうなるのか気になるので見続けるとは思いますが、評価は下がっていく一方な気がします。
朝ドラだけあって俳優陣は豪華だし、実力もある方ばかりなので ストーリーだけが本当に勿体無い…。

話が破綻している、としか言いようがないくらい突っ込みどころが満載です。岐阜犬の権利を渡さない！とヒロインが言いますがそもそもヒロインに権限があるのか？とか、五歳の娘の戯言のような夢を叶えるために始めたばかりの店(しかも母親の夢を潰してまで作った店！)を放りだして上京を考えるかな？お金どうするの？とか、これからお世話になる会社に見学に行くのに格好がラフ過ぎないか？とか、パソコン使えないのに使えるとウソをつくのはどうか？とか。ヒロインが行き当たりばったりでクズっぷりが酷すぎます。そして今日唐突に出てきた緑色の小西真奈美さんも恐ろしくてたまりませんでした。全く素敵に思えなかったですし、子供に恵まれなかったことを台詞にわざわざ入れたせいで「子供に恵まれなかったためにネジが外れちゃった人」にしか見えません。なぜこんな脚本にオッケーが出たのかさっぱりわかりません。あと、萩尾家の祖父と孫がブロードビーンという写真を大事そうに眺める場面があるのですが、ブロードビーンの正体が脚本家の北川さんの娘だと知って興ざめしています。公私混同。

旦那の実家にかかってきた電話を義母が取っているのにその受話器を奪い取る嫁っていうのもすごいけど、37にもなってあのテンションで既婚者に電話する鈴愛はもっと非常識に感じる。脚本の中で何も成長してなくて高校生の時のまんま。幼稚で無神経で自己中なヒロインで、応援したくなる、好きになる要素がひとつもない。

結婚早々、新居の購入資金を相談もなく映画の制作費にあててしまう涼ちゃんにこの先不安しかありません。でも2人だけで頼りなく生活するより近くに叔母さん3人がいたほうが2人のためには良いのかな。これから叔母さん3人の出番も増えそうだけど、キャラが濃すぎて朝から見るにはちょっと疲れます。

今日も朝から涙でした。親の気持ちなってしまい、もし自分の子も同じ事になっていたらと思うと胸が苦しくなります。家族に悲しい思いをさせないために、一度も涙を見せなかったすずめだったけど、りつの前では本当の気持ちを吐き出し泣く姿はこちらまで涙が止まらなくなりました。

今日で漫画家編は終わりなのかな。ストーリー的には漫画家を目指す展開が唐突過ぎたし、鈴愛の自己中さや幼さ、性格の悪さが際立っただけの印象しかないのですが、秋風先生や菱本、裕子、ボクテというサブキャラがみんな個性的で魅力的だったのは良かったです。もう秋風先生に会えないと思うと淋しいです。

いい意味で今までの朝ドラを裏切るようなテンポの良さと、ヒロインの可愛さが際立っていて、朝から見ていて元気がでてくる。やんちゃな鈴愛と賢い律が今後どうなっていくのか、目が離せない。今回の鈴愛と律の計画がうまくいくのかどうかも、気になるところだ。
それぞれの家族も雰囲気が出ていて良い。特に律の母親の原田知世はおっとりした可愛さとちょっと抜けている感じがよく出ていて、さすが！と思わせられる。当時、家でシフォンケーキを焼き、グランドピアノがある家はかなり裕福で恵まれた家庭だったに違いない。原田知世からは、その空気感が良く出ている。
星野源の主題歌と映像もよく合っていて、爽やかに一日を始められるドラマだと思う。

鈴愛ともう会わない、距離を置くということは大切なふくろう会より清を取るということに繋がると思うんですが、清にそこまでの魅力が感じられないから律に全く共感出来ません。鈴愛も自分の気持ちばっかりで無神経で19歳とは思えない内面の幼さがイライラするし、回を増すごとにどんどんつまらなくなっています。

視聴者に何を伝えたいのか、脚本家が何を表現したいのかよく分からないドラマで全く魅力が感じられません。話もまとまりがないしヒロインが性格悪過ぎて可愛くないし、習慣だから見ているけど、そうじゃなかったら早々に脱落してしまうくらいつまらない。そもそも鈴愛の片耳が聞こえない設定って必要なんでしょうか。思い通りに事が運ばない時の言い訳に利用されてるだけな気がして見ていて良い気がしません。

人のことはペラペラ喋りまくって「鈴愛の口は羽根より軽い」とか開き直ってるくせに、ボクテに自分のことを喋られたらブチ切れて喚くとか、性格悪過ぎて引きます。かんちゃんの妙に大人びた台詞と物分かりの良さもリアリティがなく、言わされてる感満載で違和感があります。

漫画家を目指すのも正人を好きになるのも今回のバイトの美青年を意識しているのも、いつも唐突で行き当たりばったりな感じで鈴愛がただの思い込みの激しい女に見えてしまうのが残念です。10代の頃はそれも若気の至りで済んでいたかもしれないけど、アラサーであの脳ミソお花畑な感じはさすがに痛いです。ストーリーもキャラクターの心情も描き方が雑すぎます。

鈴愛の左側に涼ちゃんが寝ていたことがどうしても気になります。夜で声も潜めていて鈴愛が横向きに寝ているのに聞き間違いもなくちゃんと会話が成り立ってたし、「え？左耳聞こえてるの？」という違和感と疑問が残ってストーリーが頭に入ってきませんでした。ヒロインの描写も話の展開も微妙なんだから、せめてそういう設定、演出はきちんとしようよと呆れてしまいました。

キャストの皆さんの演技が素晴らしいのと、それぞれの役にピッタリなので楽しく観てはいますが、時系列や時代背景描写などで疑問に思うことが結構あるので少し残念です。私も1971年生まれでまさにこの時代を過ごしているので余計気になります。主題歌も良く、主演の永野芽郁さんも素晴らしいので、あまり唐突な展開になるよりももう少し丁寧に描いてもらいたいです。鈴愛さんの左耳障害はどこにいってしまったのでしょうか。子供時代にかなり丁寧に描写していたのに、最近ではほとんど関係なくなっています。

脚本と演出のいろんな部分が穴だらけで、もはやあら探しの為に視ているような感じになっています。いつでも帰ってきていいからと言われていたからといっても、全く連絡なく10年以上ぶりに永住の為に帰って開きなおったり、お客様が行列で待っている状態の家業の食堂内で喧嘩をはじめたり、娘に祖父の年金にたかるような発言をさせたり、幼なじみとはいえしばらく音信不通だった家に朝食時に押し掛けたり、ひどいところだらけです。あと、長編ドラマですから「死」が出てくるのは当然といえば当然ですが、主人公の発言が不愉快でなりません。自分の夫に「死んでくれ」とか、闘病中の幼なじみの母上に(直接言ったわけではありませんが)「死ぬのか？」とか。何故そんなセリフを言わせるのかが全くわからないです。

漫画家のくだりはなんだったんだろうというくらい、何の盛り上がりもないアラサー女子の単なる日常みたいなドラマになってしまいましたね。あらすじを教えてと言われても何と説明して良いか分からない朝ドラって初めてです。これから面白くなるのかな…と思いながら見続けてますが、今のところその兆しが一切感じられません。あと、3姉妹をはじめ脇役のキャラが濃すぎて演技もくどくて、主役である鈴愛の存在感が薄まっているところも残念です。

和子さんがとうとう亡くなってしまったのがショックでした。でも律とのシーンは何故か泣けなかった。あのぬいぐるみの案もこのシーンを作るために唐突に始まった感があるし、律も学生とか20代の若者だったらあのシーンも成り立つけどアラフォーの子持ちという現実を考えるとちょっと内面子供過ぎる。作者の「泣かせてやろう」という魂胆が見え見えな展開でかえって冷めた気持ちになってしまいました。

雨が降っているのに傘も差さずに大騒ぎしていきなり抱きしめて告白なんて、このドラマ自体が少女漫画みたい。脚本も登場人物も頭の中お花畑って感じがします。鈴愛も涼次が好きというより、たまたま辛い時に優しくしてくれた人と初めての両想いになれたことに浮かれているだけに見えてしまいます。

主人公の鈴愛が優柔不断で抜けすぎてる。今までチャンスが有ったのに何故、律と結婚しなかったんだ、と全国の視聴者は思ったはず。毎日、イラッとしながら会社に行ってます。涼ちゃんと今はラブラブですが出会って数日で結婚とか考えるのもあり得ないし。涼ちゃん何だか何してる人か分からないし。夢はあっても生活力無さそうだし。人を見る目が無いなあ、今までの男の中で一番ダメな人じゃん。と全国の視聴者がテレビの前で突っ込んでいると思います。マンガ諦めるの早いよ。もう一回頑張ってと思います。

何で娘の誕生日に離婚を切り出すんだろう。退路を断ちたいとか家族は邪魔だとか自分勝手過ぎだし、どこまで涼次の好感度下げたいんだろうと、めちゃくちゃな展開にイライラを通り越して呆れ果てています。この脚本家さんは自分が描くキャラクターにもそれを演じる役者にも愛情が感じられません。鈴愛もそうだけど、何でこんな視聴者に嫌われるキャラを老若男女が見る朝ドラで描くのか、意図が全く分かりません。

半年も続く長いドラマなので、ストーリーは山あり谷ありで、変化していくほうが、見ていて飽きないのかもしれませんが、もともとは、片耳が聞こえなくて、漫画家を目指して頑張っている、という永野芽郁さんを応援したいと思っていたのに、人生はどんどん横道にそれていき、もはや、どこに行くのかわからないという感じで、それがリアルと言えばリアルな感じはしますが、あまり継続してみたいという気にならない人は、途中で視聴をやめてしまうのではないかと思います。

お葬式のシーンで和子さんが本当に亡くなったんだ、もうあの穏やかで可愛らしい笑顔が見られないんだと実感して切ない気持ちになっていたのに、より子の欠伸でものすごく嫌な気分になりました。より子が…というより、どうしてここまで律が妻として選んだ女性を性悪に描く必要があるのかなと作者に対して怒りが沸きます。鈴愛のイメージアップ？律にはやはり鈴愛しかいないと視聴者に思わせたいのか？ストーリー作りもめちゃくちゃだけど、自分が作り出したキャラクターや出演者への愛情も感じられないひどい脚本だと思います。

習慣なので最終回まで全部見ましたが、結局何を伝えたかったんだろうと最後まで疑問が残るドラマでした。こんなに共感出来ないヒロインで支離滅裂なストーリーの朝ドラって初めてです。こばやんが再登場しましたが、必要性を全く感じないし。「やっと終わった」とホッとした気持ちで、ロスにもなりません。

自分は東京に出て好き勝手して、親に仕送りもせず店も草太に任せっぱなしだったくせに、出戻ってきて居候している上に晴が楽しみにしていた旅行の資金まで使おうとするなんて人間性を疑うヒロインですね。仕事が見つからないのを気遣ってくれたブッチャーへの暴言や態度も性格悪過ぎます。脚本家はわざと炎上させようとしてるのか？それともこれがまともだと思って描いているのか…回を増すごとにどんどん見る気が失せる朝ドラです。

最近の鈴愛の描かれ方に魅力を感じないのでドラマ本編にはあまり興味がないのですが、あの時代ならではの懐かしい音楽やドラマのパロディなどの小ネタが面白くてつい見てしまいます。65話で秋風が見ていたドラマもロンバケのパロディで、しかもブッチャーが出ていた気が…。ご自身の作品を時代を象徴するネタとして使えるなんて、さすがヒットメーカーの北川さんだなと思います。

鈴愛が涼次に夢を託して支えたいと熱弁していて、それを聞いている3叔母の表情やバックミュージック的に感動するシーンだと思うのですが、鈴愛も涼次もやってる事と考え方が中途半端で薄っぺらいので全然胸に響いてきませんでした。これまでの話の流れがめちゃくちゃで鈴愛に共感出来ないので、どんな良いこと言っても冷めた目で見てしまいます。

長年朝ドラを観てきた者として言わせてもらうと、「ザ・朝ドラ！」という感じで凄く楽しく拝見しています。昭和の終わりに産まれの私が、なぜか昭和の懐かしさも感じられてその時代の良さを感じながらみています。家族の絆や青春の日々の中で涙を誘われることも何度もあり、ドラマの中でよく歌われる歌も何とも涙を誘います。今後の展開が全然分からないので(毎回、朝ドラのネタバレ等をチェックしてから観る派です。)、次回以降も楽しく拝見したいです。

律が清に出会うシーンは北川さんっぽい運命的なシチュエーションで、少女漫画みたいでキュンとしました。一目惚れした律を鈴愛たちがユーミンを歌いながら茶化したり、放課後一緒に喫茶店で喋ったり、いかにも青春という感じのシーンが多くて見ていて楽しいけど、ちょっと懐かしさと切なさも感じるような、ノスタルジックな気持ちにもなりました。

律が京都に行ってしまうのが寂しい。
すずめと離れてしまうことは、予想していませんでした。
律とすずめがそれぞれ違う相手と一緒になるのは嫌なので、離れて今までのように会えなくなるのは不安。
なんだかんだ言っていつも律に支えられていたすずめは、律と離れて生活していけるのかな。
すずめが漫画家を目指すようになるのかな。
すずめと律の夢を応援したい。

元住吉が「失礼があった」と謝っているのに、もっと失礼な態度をとった鈴愛が謝罪しないのが謎です。裕子と初めてケンカした時も秋風に暴言吐いた時も謝ってなかったし、どうしてわざわざ鈴愛の印象を悪くするのか分かりません。「ごめんなさい」って数秒の台詞が入れられないほど、立て込んだストーリー展開でもないし。こういう細かい気配りのないツッコミどころ満載の脚本が見ていてイラっとするし、鈴愛が好きになれない要因なのだと思います。

秋風の病状が思ったほど悪いものではなかったのでホッとしました。ただこの病気の件、本当に必要だったのかなと疑問に感じてしまいました。同じ病気で身内を亡くしているのでドラマを盛り上げる手軽なスパイスのように安易に使わないでほしいなと思います。出来れば、病気ネタを使わずに秋風の心の変化や菱本の秋風への思いを描いて欲しかったです。